第39回西荻ブックマーク

2010年1月31日(日)
「私は古本ストーカー」
田村七痴庵独演会 Part3
~彷書月刊編集長と浅生ハルミンの奇妙な関係~

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イラスト/ 浅生ハルミン

会場:今野スタジオマーレ
開場16:30/開演17:00
料金:1500円(会場でお支払い下さい)

定員30名 要予約

ある時は古本と古本屋をめぐるリトルマガジンの編集長。ある時は「なないろ文庫ふしぎ堂」の店主、田村七痴庵。ついに正体が浅生ハルミンさんによって解き明かされます。練馬の「ポラン書房」、千駄木の「古書ほうろう」に続いての独演会・第三弾!


彷書月刊編集長

田村七痴庵(たむら・ななちあん)
田村治芳(たむら・はるよし)。1950年、和歌山県生まれ。『彷書月刊』編集長。なないろ文庫ふしぎ堂店主。

浅生ハルミン(あさお・はるみん)
三重県生まれ。イラストレーター、エッセイスト。著書に『私は猫ストーカー』『帰って来た猫ストーカー』(ともに洋泉社)、『ハルミンの読書クラブ』(彷徨舎)、『猫座の女の生活と意見』(晶文社)等がある。また映画『私は猫ストーカー』(2009年公開)の原作者でもある。


第38回西荻ブックマーク

Showa Style

珍世界紀行 ヨーロッパ編

2009年12月13日(日)
第38回西荻ブックマーク
都築響一トークイベント
「旅と演歌とデザインと」

会場:今野スタジオマーレこけし屋別館2階
開場16:30/開演17:00
料金:1500円(会場でお支払い下さい)

定員30名100名 要予約

都築さんのライフワークともいえる『珍日本紀行』『珍世界紀行 ヨーロッパ編』。その5年ぶりとなる続編『珍世界紀行 アメリカ編』がまもなく刊行されます。またこの12月には、かつて彰国社から刊行されていた「建築写真文庫」を再構成したビジュアル・ブック(編纂)も刊行予定。さらに、雑誌やWEBでは演歌歌手やスナックについて連載を開始、と多方面で精力的な活動を続けている都築さんの仕事ぶりを、プロジェクターを使って語っていただきます。


都築響一(つづき・きょういち)
1956年生まれ。編集者・ライター。「ポパイ」「ブルータス」編集部を経て、『アート・ランダム』(京都書院)や『TOKYO STYLE』(京都書院・ちくま文庫)など、現代美術・居住空間に関する書籍を手がける。また96年刊行の『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』(アスペクト・ちくま文庫)では木村伊兵衛賞を受賞。その後も多くの話題作を発表し続けている。
著書に『賃貸宇宙』(筑摩書房)『夜露死苦現代詩』(新潮社)『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(晶文社)『現代美術場外乱闘』(洋泉社)など多数。


第38回西荻ブックマーク:会場変更のお知らせ

2009年12月13日(日)
第38回西荻ブックマーク
都築響一トークイベント
「旅と演歌とデザインと」

すでに多数のご予約をいただいております。まことにありがとうございます。
今後もさらに多くのご予約が寄せられることが予想されますため、当初予定していた今野スタジオマーレから、

こけし屋別館2階

JR西荻窪駅南口から徒歩2分
杉並区西荻南3-14-6
03-3334-5111
http://www.kokeshiya.com/

に会場を変更することにいたしました。

すでにご予約をされているみなさまには変更をお詫び申し上げます。
また、ご予約時にお知らせいただいた連絡先(メールアドレスまたは電話番号)に、会場変更のご案内をさしあげますので、そちらもご確認ください。

第38回西荻ブックマークへのご予約を引き続きお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

西荻ブックマーク実行委員会


第37回西荻ブックマーク

2009年11月15日(日)
第37回西荻ブックマーク

「読むこと・歩くこと・書くこと」
平出隆×扉野良人師弟対談

会場:今野スタジオマーレ
開場16:30/開演17:00
料金:1500円(会場でお支払い下さい)

定員25名 要予約

満員御礼!!
ご予約人数が定員に達しましたのでご予約受付を締め切りました。

多摩美術大学芸術学科で教鞭をとられている詩人・作家の平出隆さんと、そのゼミのご出身で僧侶・エッセイストの扉野良人さん。

例えば平出さんが「海の背広」という短編で、川崎長太郎から譲り受けた背広をヨーロッパへの旅に持ち出す様子を描けば、扉野さんは「ぼくは背広で旅をしない」というエッセイで、石川啄木や萩原朔太郎の詩歌から背広を着て旅に出かける一節を紹介しつつ“旅に対する時代感覚”の違いを表す―――書かれたときは異なれど、「旅」と「背広」についてわざわざ思いを巡らせて書く、しかもタイトルに記す、というお二人の感性は、師弟関係であること以上の何かを物語っているのでは、と楽しく想像力を刺激してくれます。

「詩と散文」「パサージュ」など、そのほか共有されているキーワードや固有名も引き合いとしながら、ゆるやかに語り合っていただく2時間です。


平出隆(ひらいで・たかし)
1950年、福岡生まれ。著書に、詩集『胡桃の戦意のために』(思潮社:芸術選奨文部大臣新人賞)、『左手日記例言』(白水社:読売文学賞)、散文集『ベルリンの瞬間』(集英社:紀行文学大賞)、小説『猫の客』(河出書房新社:木山捷平文学賞)など、受賞作多数。また、『伊良子清白』(新潮社:芸術選奨文部科学大臣賞)や『伊良子清白全集』(岩波書店)編纂などによる全業績で藤村記念歴程賞を受賞する一方、三重県鳥羽市に7月に開館した「漂泊の詩人 伊良子清白の家」の展示設計にも深く関わるなど、近年も伊良子清白に関する仕事で活躍中。


扉野良人(とびらの・よしひと)
1971年、京都市生まれ。94年、多摩美術大学芸術学科にて平出隆ゼミで学ぶ。95年、卒業と同時、京都の生家の寺へ戻り僧侶として現在に至る。『sumus』『modernjuice』『CABIN』などへの寄稿をまとめた初のエッセイ集『ボマルツォのどんぐり』(晶文社)を2008年に上梓。モダニズム探求誌『Donogo-o-Tonka ドノゴトンカ』(りいぶる・とふん)を編集・発行。また2009年6月刊行の季村敏夫との共編著『Love is 永田助太郎と戦争と音楽』(震災・まちのアーカイブ)は、戦争前夜の昭和十年代に活躍したモダニズム詩人、永田助太郎の詩群を現在に問う試みとして編まれた。


第36回西荻ブックマーク

えのきどっとコム!2009年10月18日(日)
第36回西荻ブックマーク

「コラムニスト、なのである」
~雑談日和~
出演:えのきどいちろう×進行:北尾トロ

会場:今野スタジオマーレ
開場16:30/開演17:00
料金:1500円(会場でお支払い下さい)

定員25名 要予約

ラジオパーソナリティをしていても、スポーツ観戦記を書くときも、アイスホッケーにのめり込んでも、肩書きはいつも「コラムニスト」。今宵はそんなコラムニスト人生についてのんびりと話します。


えのきどいちろう(えのきど・いちろう)
1959年、秋田県生まれ。コラムニスト。大学時代に創刊したミニコミ誌をきっかけにプロデビュー。コラムや書籍を執筆する一方、ラジオパーソナリティとしても独特の語り口で人気を集める。北海道日本ハムファイターズの熱烈なファンとして知られ、アイスホッケーチーム「HC日光アイスバックス」の取締役でもある。


北尾トロ(きたお・とろ)
1958年、福岡県生まれ。ライターとして様々な分野で活躍。ネット古書店運営やインディーズ出版活動へも幅を広げ、型にはまらない執筆出版活動を続けている。日本に「本の町」を作るべく、長野県伊那市高遠町で古本とカフェの店「本の家」を営業、2009年8月には「高遠ブックフェスティバル」を開催。