第31回西荻ブックマーク

2009年4月19日(日)
第31回西荻ブックマーク
「すごい写真」を語る

出演:大竹昭子
会場:今野スタジオマーレ
開場16:30/開演17:00
料金:1500円(会場でお支払い下さい)

定員30名 要予約


撮影者のプロ・アマを問わず、大竹昭子さんが「すごい」と感じた写真100枚を選び、それぞれに短文を付けた『この写真がすごい2008』(朝日出版社)。大きな話題を呼んだ同書の2009年度版刊行を前に、収録候補作の紹介などをまじえつつ、写真の不思議さ、面白さについて語っていただきます。


大竹昭子(おおたけ・あきこ)

1950年東京生まれ。作家。執筆活動のほかにも、トークと朗読の会「カタリココ」を開催するなど、多方面で活躍中。 著書に『眼の狩人』(ちくま文庫)、『図鑑少年』(小学館)など多数。

書評空間 : 文筆家・大竹昭子の書評ブログ http://booklog.kinokuniya.co.jp/ohtake/



第30回西荻ブックマーク

妖奇

2009年3月15日(日)
第30回西荻ブックマーク

ダークサイド・オブ・ザ・探偵小説 昭和20年代編
-雑誌「妖奇」をめぐって-

出演:山前譲
会場:今野スタジオマーレ
開場16:30/開演17:00
料金:1500円(会場でお支払い下さい)

定員25名 要予約


昭和20年8月15日の終戦後、探偵小説は復活する。その象徴的作品は翌年の『宝石』に連載された横溝正史「本陣殺人事件」だが、戦前派作家よりも、山田風太郎、島田一男、香山滋、高木彬光ら新人の登場が華々しい。また、センカ紙本で探偵小説が次々と刊行され、無名作家の怪作が乱舞した。だが、出版不況であっという間に、怪しげな新人は消え去っていく。そして昭和30年代初頭、推理小説ブームが訪れ、探偵小説は過去のものとなる。

そんな昭和20年代の荒波のなかでどっこいしぶとく生き残っていたのが、『妖奇』作家だ。昭和22年に創刊され、当時の探偵雑誌が『宝石』以外、次々と廃刊となる中で、『妖奇』は昭和28年までちゃんと月刊で刊行された。最初は名作再録が中心だったが、やがて無名作家のとんでもない作品が紙面を飾っていく。

尾久木弾歩、香山風太郎、華村タマ子、東禅寺明、覆面作家・・・・・・まさに怪しく奇怪な探偵小説満載の雑誌から、探偵小説界のダークサイドを垣間見る。



山前譲(やままえ・ゆずる)

1956年北海道生まれ。推理小説評論家、アンソロジスト。文庫解説や書誌研究著作も多数。2003年『幻影の蔵』にて第56回日本推理作家協会賞評論その他の部門を受賞。


(探偵雑誌『妖奇』の画像は「ちいさな古本博覧会」ブログより)


第29回「活版と現代デザイン」にご参加ありがとうございました!

1月18日(日)「活版と現代デザイン」に
沢山の方にご来場いただきまして本当にありがとうございました。

当日は国内外での印刷機の映像・画像資料をはじめ、
活版印刷の印刷風景などもご紹介しながらの盛りだくさんの内容となりました。

活版について初心者の方、お仕事で慣れ親しんでいる方、
それぞれに発見のある幅広いお話をご紹介できたイベントになったかと思います。

また追って当日の様子など紹介いたします。

平川さんも、当日のプレゼントカードのご用意までしていただきありがとうございました!!

またの関連イベントをお楽しみに!!

スタッフ:原田


第29回西荻ブックマーク

nbm29flier

2009年1月18日(日)
第29回西荻ブックマーク

活版と現代デザイン

出演:平川珠希
会場:今野スタジオマーレ
開場16:30/開演17:00
料金:1500円(会場でお支払い下さい)

定員25名 要予約


印刷の原点である活版印刷が、今デザイナー を中心に見直されていることをご存知ですか?
昔からの活版印刷技術の背景と、現代のデザイン の中での使われ方を紹介します。
実作業や道具 など、写真や映像も交えてお話します。

たとえば、こんなお話です・・・
-日本と西洋ではどうちがう?
-パソコンでの組版とはどうちがう?
-いろいろな活版の手法とは?
-活版でデザインって?


平川珠希(ひらかわ・たまき)

アートディレクター・グラフィックデザイナー。
荻窪にあるデザインと活版のアトリエ・LUFTKATZE主宰。
活版によるオリジナル商品や作品を制作。
ワークショップのほか活版を伝える活動も行っている。
http://luftkatze.com/