西荻しおりコレクション

西荻しおりコレクション 製作中!!「ドンと行こうぜホンダラ大作戦!」協賛企画
西荻しおりコレクション
気ままに本屋さんをたずねて、オリジナルのしおりをゲット!
たくさん集めると、特製お菓子(限定100個)のおみやげも。

日時:3月15日(土)12:00-17:00
しおり設置店      :各書店、カフェ、雑貨店(参加店はこちら
おみやげ配布所:cafe monami (西荻北4丁目5-24 白亜ハイム 1F) 地図
3月15日から開催の「ドンと行こうぜホンダラ大作戦! 古本市編」。
西荻中の書店やカフェ、雑貨店で「マチなかいいかげん企画展」、「西荻箱」など独自の企画を実施しています。ぜひ、それぞれのお店をのぞいてみて下さい。
それぞれのお店の企画のそばに、今回オリジナルに作成した、各店のしおりを置いています。
1店舗1枚、10店舗分(10枚)あつめて、おみやげ配布所までお持ちください。
限定100名さまに、特製お菓子をおみやげに。(お一人様1回限り。3月15日土曜日のみ)

しおり参加店一覧数字は「ドンと行こうぜホンダラ大作戦!古本市編」チラシ裏の店番号

  • よこしま文庫 ①
  • 花鳥風月 ②
  • 旅の本屋のまど ③
  • ベビヰドオル ④
  • 古書音羽館 ⑤
  • FALL ⑦
  • beco cafe ⑧
  • 今野書店 ⑨
  • 古書西荻モンガ堂 ⑩
  • 颯爽堂 ⑫
  • 比良木屋 ⑬
  • にわとり文庫 ⑭
  • ナワ・プラサード ⑮
  • 盛林堂書房 ⑯
  • 信愛書店 ⑱
  • 松庵文庫 ⑲
※当企画は西荻窪商店連合会主催「ドンと行こうぜホンダラ大作戦! 古本市編」の趣旨に賛同し、西荻ブックマークが協賛開催するイベントです。

「講義と実習 西荻文学散歩」レポート

74回目の西荻ブックマークは、西荻案内所とのコラボレーション企画。西荻窪商店会連合会主催「平成25年度全国商店街振興組合連合会・地域商店街活性化事業 西荻地域観光基盤整備事業.」の一環として、西荻案内所と西荻文学散歩の会が担当した『講義と実習 西荻文学散歩』は、11月9日(日)に行われました。
実習(文学散歩)
当日は曇りとの天気予報にも関わらず、昼ころに2回ほどパラパラと雨が降り、ハラハラしましたが、最終的には濡れずに歩くことができました。

西荻文学散歩

まずは北口エリアの散歩(実習)からスタート。参加者を2つのグループに分け、スタート地点の西荻窪駅から30分の差をつけて歩き始めます。西荻案内所や西荻図書館から応援のスタッフも同行し、最初に瀬戸内寂聴さんの下宿先を訪ねました。
瀬戸内さんは三鷹から1954年(昭和29)に転居し、西荻時代に純文学の執筆に励み、同人誌に寄稿した作品で新潮社同人雑誌賞を受けました。西荻時代の数年間に、後に文壇で話題となる小説世界の土台が培われたのではないかと想像できます。
次に目指すのは丘の上のけやき公園です。通称“トトロの木”(ケヤキの大木)がある公園の近くには、今年生誕百年を迎える、荒正人さんの書庫とご自宅があります。今回は次女の荒このみさんにご登場いただき、簡単な荒氏のプロフィールの紹介や、ご自身が子どものころの西荻の風景などを語っていただきました。
ケヤキの木のあるあたりは麦畑が広がっていて、学校の行き帰りに麦笛を吹いた思い出や、今は大木のケヤキの木はまだひょろっと細かったこと、公園の下の急な傾斜は中央線の工事のために土を持っていったため……そういったお話を聞けて、昭和30年代の西荻窪に一同は思いを馳せました。

西荻文学散歩

(※8月撮影。トトロの木が取材を受けて、11月18日に「時計屋の娘」というテレビドラマが放映されたそうです。主演:沢尻エリカ)

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【西荻図書館】「荒正人展」

荒正人_チラシ

わが街を知る 西荻に住んだ文芸評論家
荒 正人 展
12月4日(木)まで

開館時間:午前9時~午後8時(日祝は午後5時まで)
場所:西荻図書館 入口ショーウインドウ
入場無料

※おしらせ※
西荻ブックマークも企画協力をしました、西荻図書館「荒正人展」。会場配布の記念カタログ(20ページ)を、西荻図書館のご厚意により、16ページに再編集して公開します!
» ダウンロードはこちら (PDFファイル/16ページ/5.22 MB/ダウンロード後、パソコンに保存してから、PDFファイルを開いてご覧ください。)

荒正人_チラシ

―戦後論壇の第一走者・荒正人は、西荻でスタートをきった。―

2013年は文芸評論家・荒 正人(あら まさひと)の生誕百年にあたります。

1946(昭和21)年、荒正人は同人たちと文芸雑誌「近代文学」を創刊、論壇に登場し
ました。敗戦直後の混乱期に日本人が直面した、文学・芸術・科学などのさまざまな課
題に対し、積極的に問題提起して注目をあびます。
その後は、文芸評論家、英文学者として精力的に活動しますが、彼の視線はつねに志
を同じくする同世代や後続の文学者、研究者たちに向けられていました。その活動はお
もに、ここ西荻を拠点として行われたのです。

当展示では前期・後期の2回に分け、荒正人が戦後文学に果たした役割や、当地にお
ける活動をさぐります。戦後の物資や情報のとぼしいなか、荒たちがどのように自分た
ちの志を実現し、後続の世代を育ててきたのか。それを知ることが、私たちにも大きな
示唆を与えるのではないかと考えます。

チラシデザイン:ねもとなおこ