第73回西荻ブックマーク

第73回西荻ブックマーク「井村君江の妖精の森」講演会
出演:井村君江

【日時】2013年10月13日(日)17:00-19:00
16:30から開場・受付開始
【会場】西荻 こけし屋別館2階
【料金】1,500円
定員 100名
要予約
ケルト・ファンタジー文学研究家にして、フェアリー協会会長の井村君江氏が、妖精について語る秋の夕べの講演会。
西荻が妖精の森に変わります。
■担当スタッフから、
トークショーの内容について紹介

講演会の日程も近づき、スタッフと井村先生との打ち合わせも、大詰めを迎えました。
井村先生から、イベント当日のトークショーについて、ちょこっとだけ教えてもらいました。井村先生は、現在、イギリスの挿絵画家で児童文学者のシシリー・メアリー・バーカー作、井村君江訳『花の妖精たち』に集中的に取り組んでおられるため、シシリー・メアリー・バーカーを通して見た「植物と人間」、そして妖精学についてのお話が今回のメインになるものと思われます。

とはいうものの、みなさんもよく御存知なとおり、井村先生はさまざまなジャンルにおよぶ広範囲で深い知識をお持ちなかたです。
加えて、先生ならではの感性の豊かさから、トークショーの話題も即興で次次と移り変わり、洋の東西はもちろん、時間の概念さえも、軽やかに飛び越えて、お話は心地よい脱線と飛躍をくりかえすことになると思われます。

遠い国の武勲ある王さまの伝説とロマンスの話をされていたかと思っていたら、先生と実際に交流のあった日本の近代作家の知られざるエピソードが唐突に披露されたり、とその話題の多様さと軽快な逸脱ぶりは、聴くひとたちに、めくるめくような驚きと興奮の連続を与えることになります。

そう、まさしく井村先生の作られた森の小径に迷いこんだような気分を実体験できるのです。

でも、さまざまな妖精たちのいる素敵な森のなかならば、迷子になるのも、また楽し。
そうした臨場感あふれる講演会なのです。

みなさんもぜひ、秋の夜長での、ひとときかぎりの森のなかで、妖精の国の女王陛下のお話に耳を傾けに来られませんか?

【イベント会場での販売物】
(商品、および金額は当日変動する場合もありえます。)
【近著】
井村君江『天才たちが描いた妖精』中経出版(2,000円)

【井村先生お蔵出し書籍】
『妖精の輪の中で』(1,200円、井村先生の自伝)
『ケルトの木の知恵』(3,000円)
『お茶の時間のつぶやき』(1,300円)
『妖精学入門』(800円)
『フラワー・フェアリーズ 美しく可憐な花の妖精たち』(1500円、井村先生のインタビュー記事が収録されております。)

【DVD】
井村先生監修の妖精DVD
『妖精画の歴史と魅力』(1,000円)
『「夏の夜の夢」の妖精たち』(1,000円)

いずれも定価2520円のところを当日限り、この値段で販売いたします。
ただし、井村君江監修ですが、どちらも先生ご本人の出演はありません。)
※Blu-rayではなく、DVDです。

【その他、妖精グッズ】
『夏の夜の夢』の一筆箋10個(300円)
若月まり子デザインのフェアリー便箋5個(300円)

ノームの話

E・S・ハーディー
『ノームの話』より

妖精の舟

ジョン・アンスター・フィッツジェラルド
「妖精の舟」


第68回西荻ブックマーク

まだ席に若干余裕があります。
当日の参加も歓迎いたします。
(ご予約の必要ありません。)

2013年2月24日(日)
『草子ブックガイド』のつくりかた
~単行本第2巻・刊行記念イベント~
出演:玉川重機×岡崎武志×広瀬洋一

会場:こけし屋別館2階
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:100名
要予約
お待たせいたしました! いよいよ『草子ブックガイド』第2巻が2月に発売いたします。内気な主人公、内海草子(うつみそうこ)は大好きな本を通じて、図書館や古本屋と関わりあい、本への愛と読書の魅力に目覚めつつ、周囲にもその喜びを伝えながら成長してゆきます。また作品には所どころ西荻の風景が散りばめられています。まさに書店の多い街=西荻と玉川重機さんの出逢いがこの作品を生んだのかもしれません。今回のブックマークではご自身の生い立ちから創作の秘訣、テーマの本はどのようにして選ばれるのか? など、たくさんの聞きどころを活躍中の古本ライターと現役の古書店主が引き出してゆきます。

【二大特典付き!】

☆当日、『草子ブックガイド』第1巻と最新刊(第2巻)のサイン会を行います。

ぜひ、会場にて単行本をお求めください(お持ちいただいても結構です)!!

☆会場限定、特製「草子のしおり」を来場していただいた皆様に進呈いたします!!!

玉川重機(たまがわ・しげき)
かつて某誌で連載をするも、その後、長期間の雌伏を余儀なくされる。2009年、ペンネームを新しくし、11年ぶりに新作読み切りを発表。それが『草子ブックガイド』で、大好評を博す。「モーニング・ツー」36号(2010年7月22日発売)より3号連続集中連載として1年ぶりの続編を発表する。

岡崎武志(おかざき・たけし)
書評家、ライター。立命館大卒。古本や古本屋に関する著作が多く、主な著作に『文庫本雑学ノート』(1998)『気まぐれ古書店紀行』(2006)『読書の腕前』(2007)『女子の古本屋』(2008)『上京する文学 漱石から春樹まで』(2012)他多数。

広瀬洋一(ひろせ・よういち)
古書店主。町田の高原書店で10年の修業の後独立、杉並区西荻窪で2000年7月より古書 音羽館(おとわかん)を開業、現在に至る。

『草子ブックガイド』第2巻は2/22発売!!
『草子ブックガイド』の最新情報はこちらから。
モーニング公式サイト – 『草子ブックガイド』作品情報
『草子ブックガイド』公式ツイッター @soukobookguide


ご来場ありがとうございました!(第62回西荻ブックマーク「西荻の話からはじめて、どうなるかわかりません」)

第62回西荻ブックマーク

 西荻ブックマーク6周年! 今回はそれを記念して、西荻在住のエッセイスト・平松洋子さんをお迎えし、「こけし屋」さんをお借りして行われました。平松さん人気のお陰で、会場は満員御礼。西荻のお客さまやご常連を中心に、終始なごやかなムードに包まれたイベントとなりました。聞き手は当西荻ブックマークの発案者でもある北尾トロ氏。

第63回西荻ブックマーク

第63回西荻ブックマーク2012年6月2日(土)
「わたしとお店とその日常
女性店主トーク」

ひぐらし文庫/原田真弓×蟲文庫/田中美穂
会場:こけし屋別館2階
開場 17:30/開演 18:00
★ 開場/開演時間が通常回と異なりますのでご注意ください ★

料金:1500円
定員:100名
要予約
古本を扱う女性店主のトークはブックマーク初!
2011年10月刊行『本屋は死なない』(石橋毅史・新潮社)で取り上げられた「ひぐらし文庫」の原田さんと、『苔とあるく』『わたしの小さな古本屋』の著作を持つ「蟲文庫」の田中さんが語り合います。
開店から現在までの苦労と喜び、けっして楽とはいえないお店経営の日々において出会った人やモノなどについてたっぷりと。
開店から18年を経た蟲文庫と、雑司ヶ谷で3年目を迎えたひぐらし文庫のそれぞれの個性についても、楽しく迫ります。
そして、これからの時代に本を売っていくことや今後の希望について、お聞きします。

原田真弓(はらだまゆみ)
東京・雑司ヶ谷 ひぐらし文庫店主
大型書店に勤めた後 出版社の営業職を経て
2010年1月に新刊・古書・雑貨を扱うお店をオープン
http://www.higurasibooks.com/

田中美穂(たなかみほ)
岡山・倉敷 蟲文庫店主
会社勤めを経て 1994年2月に倉敷駅近くに古書店を開く 2000年に美観地区に移転し 現在に至る
http://homepage3.nifty.com/mushi-b/

6/2・3 第4回「西荻茶散歩」開催!
http://www.chasampo.com/

第62回西荻ブックマーク

第62回西荻ブックマーク2012年5月13日(日)
「西荻の話からはじめて、どうなるかわかりません」

語り手 平松洋子 × 聞き手 北尾トロ
会場:こけし屋別館2階
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:100名
要予約
2006年5月に開始した、本好きのためのイベント「西荻ブックマーク」。
6周年にあたる今回は平松洋子さんをお迎えすることになりました。
食のこと、本のこと、いろいろ聞きたい話はありますが、まずは長年暮らす西荻のことからはじめます。
その後は――当日をお楽しみに!

平松洋子(ひらまつ・ようこ)
食文化と暮らしをテーマに執筆活動を行うエッセイスト。西荻在住。『買えない味』(ドゥマゴ文学賞受賞)『焼き餃子と名画座』『野蛮な読書』『なつかしいひと』など著書多数。