「本をつくる・歴史をつくる―文字と紙をめぐる時間」

西荻図書館での「荒正人展」図録にご協力いただいた「組継ぎ本」考案者の前田年昭さん、
第37回「読むこと・歩くこと・書くこと」にご出演をいただいた平出隆さんによる講座のご案内です。

本をつくる・歴史をつくる多摩美術大学生涯学習プログラム2014通年講座
「本をつくる・歴史をつくる 文字と紙をめぐる時間」
前田年昭・平出隆
4/19, 5/31, 6/28, 7/12
9/20, 10/25, 11/22, 12/6
の土曜日(全8回) 13:00-15:30
多摩美術大学八王子キャンパス(八王子市鑓水2-1723)
※前/後期のみの受講、1回ごとの受講も可能。
申込み〆切4/2水曜必着

紙はくしゃくしゃになるし破れやすい。しかし、一枚では弱く儚げな紙を束ねて書物として手にすることによって、人々は世界を知り、交通をひろげ、「宇宙」をつくり変えてきた。和本の伝統を継いで考案された「組継ぎ本」の演習を中心に、文字と書物をめぐる歴史を学びます。

【前期】伝統篇(第1~4回)
第1回 書物論対話(Ⅰ)— 文字と「版」をめぐる時間
第2回 室町文化と黄金比伝来
第3回 和本の特徴と「組継ぎ本」
第4回 面付け・書物の強度と構造

【後期】未来篇(第5~8回)
第5回 書物論対話(Ⅱ)— 記憶と記録、メディアの歴史
第6回 絵文字と共に広がるインターネット
第7回 モーション・タイポグラフィ(動く文字)
第8回 書物論対話(Ⅲ)— 電子書籍時代の紙の本のゆくえ

» 詳細はこちらから
http://www.k.tamabi.ac.jp/life/lecture/2014sp/000264.htm

» 西荻図書館「荒正人展」についてはこちらから
【西荻図書館】「荒正人展」
※記念カタログ16ページ再編集版のPDFファイルがダウンロードできます。

» 第37回西荻ブックマーク「読むこと・歩くこと・書くこと」のnbmスタッフレポートはこちらから
ご来場ありがとうございました!(第37回西荻ブックマーク「読むこと・歩くこと・書くこと」)


SPIRAL RECORDS presents Goro Ito《GLASHAUS》発売記念 平出隆《FOOTNOTE PHOTOS》展 ーー葉書でドナルド・エヴァンズに 写真と郵便による「もうひとつの世界」への旅

伊藤ゴローは《GLASHAUS》をリリースするにあたって、そのCDジャケットに
ドナルド・エヴァンズの架空の国の切手と平出隆の清澄なデザインとを希望しました。
平出隆はそれに応じて、「もうひとつの世界」への入り口を示す、
みずから撮影した北の海の写真をも添えました。
それは、死せるドナルド・エヴァンズに宛てて葉書を書きながらつづけた、
自身の1980年代の遥かな旅のかたみです。
《FOOTNOTE PHOTOS》のシリーズは、紀行文学的な著作の
背景に隠れていた旅行時の写真を、
本文への「脚注(フットノート=ルビ)」として蘇らせたもの。
このエキシビションは、画家、音楽家、詩人の三人がつくりだす
透明感にみちた「もうひとつの世界」への、あらたな旅のはじまりです。
◆イベント概要◆
会期:2012年5月2日(水)〜2012年5月6日(日)
時間:11:00〜20:00
*2012年5月5日(土)のみ、関連イベント開催のため22:00まで
会場:スパイラルガーデン (スパイラル1F)
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F ACCESS
入場料:無料

「via wwalnuts展」

《via wwalnuts》exhibition

詩人 平出隆によるエクリチュールとしての造本

会  期:2011年7月8日(金) ~ 7月29日(金)

場  所:スパイラルレコーズ(スパイラル2F)

【関連イベント】

講演 ―via wwalnuts はなぜ

平出隆

日  時:2011年7月8日(金) 20:30~

会  場:スパイラルレコーズ(スパイラル2F)

参 加 費:¥1,500 (via wwalnuts 叢書専用の収蔵ボックス2種類の内1 函付き)

定  員: 40 名(抽選)

お申し込み先:via wwalnuts

お申込み締切り: 2011 年6 月27 日(月)

お問い合わせ先:スパイラルレコーズ TEL: 03-3498-1224

本講演は質疑形式となり、講演前に質問を用紙にご記入頂きます。

講演中、via wwalnuts 叢書専用の収蔵ボックスを用いて郵便アートの小ワークショップを行ないます。

ボックスは後日郵送でのお渡しとなります。

*via wwalnuts 社ウェブサイトよりお申し込みください。

抽選のうえ、後日via wwalnuts社より当選落選のメールを差し上げます。

*応募はお1 人様2 名まで、1 回限りとさせて頂きます。

*電話での応募は承っておりません。

*講演はSPIRAL RECORDSおよびSpiral Market閉店後に行ないます。

*ご入場の際はスパイラル1F、ギャラリー横の階段をご利用ください。



築添正生『いまそかりし昔』

いまそかりし昔

第37回「読むこと・歩くこと・書くこと」に出演された京都の扉野良人さんのりいぶる・とふんから、築添正生遺稿集『いまそかりし昔』が刊行されました。

栞に平出隆さんも寄稿されています。

西荻でも古書 音羽館にて販売中です。
【2012/11/11追記】音羽館での販売は終了しています、版元でも品切とのことです。

築添正生『いまそかりし昔』
りいぶる・とふん 定価2800円(税別)
築添正生(つきぞえ まさみ、1944-2010)

金工家。母は平塚らいてう・奥村博史の長女・曙生(あけみ)。『いまそかりし昔』には祖父母に関する文章も収録されている。



平出隆『鳥を探しに』

第37回「読むこと・歩くこと・書くこと」にご出演をいただいた平出隆さんの新刊『鳥を探しに』(双葉社)が刊行されました。

鳥を探しに

平出隆
鳥を探しに

発売日:2010年01月20日
定価:3,990円 (本体 3,800円)
判型:四六判
ISBN 978-4-575-23685-9

本の紹介
「瞬間を丹念に記憶の中からすくいあげ、連記し、その世界すべての命をよみがえらせた散文の力に、快く屈した」と辛口の評論家に言わしめた名文を、「本物」を待ちわびた読者に。散文・詩集においても数々の賞を受賞した著者が描く二冊目の小説。

» 詳細はこちらから
株式会社双葉社 | 鳥を探しに

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ご来場ありがとうございました!(第37回西荻ブックマーク「読むこと・歩くこと・書くこと」)