第58回西荻ブックマーク

2012年1月22日(日)
『絵葉書とスカイツリイ』 ~世紀を超える紙(片)~
出演:生田誠

会場:今野スタジオマーレ
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:30名
要予約

新聞記者だった生田さんが、ある時会社を辞めたという。それもこれも絵葉書のため。
蒐集の情熱はどこから来るのか? 職を辞してまでの魅力とは何なのか?
絵葉書に憑かれた男の数々のエピソードと実践的蒐集のいろはをお聞きします。
また今回の西荻ブックマークでは、特に8万枚にも及ぶコレクションの中から、
東京に関する絵葉書を中心に披露していただきます。浅草十二階にはじまり東京タワー、
スカイツリーに至る景観の変遷などをプロジェクターを使用し解説していただきます。
是非、生田コレクションを御堪能ください。

生田誠(いくた・まこと)
絵葉書研究家。明治時代以来の貴重な絵葉書の蒐集・研究で知られる。sumus同人。
著書に『東京今昔歩く地図帳』(学研ビジュアル新書)、『むかしの年賀状』(二玄社)、『甦る小林かいち-都モダンの絵封筒』(二玄社)、『日本の美術絵はがき1900-1935』(淡交社)他、多数。


第57回西荻ブックマーク

山内悠ウェブサイト - yuyamauchi.com2011年12月11日(日)
山内悠スライドショー
「夜明け」

会場:今野スタジオマーレ
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:30名
要予約
―――地上3000メートル、富士山から望む奇跡。600日間にわたる雲の上の旅――――
地球と宇宙の境界線、雲平線(うんぺいせん)の彼方に日が昇り、訪れる「夜明け」。
地上3000メートルの高さにある富士山の山小屋で600日間、山内悠は「夜明け」を
追い求めた。その輝きは人生の生死、地球の周囲を超え、宇宙の呼吸である。
そのひとつひとつは全ての人に、今、たっているこの場所の尊さを教えてくれるだろう。
NBMではめずらしい写真家の登場です。
全国数か所で行われたスライドトークに加え、
写真集「夜明け」の撮影場所である、富士山の山小屋において
10月に行われたスライドトークも盛況に。

「夜明け」の写真と、山小屋での生活の様子をもとに、山内氏のおおらかで朗らかな口調にて
地球とともに生きる、ということをNBM仕様でより掘り下げて語っていただきます!

山内 悠(やまうち ゆう)
写真家。
1977年兵庫県生まれ。
中学より独学で写真を始める。
その後スタジオアシスタントを経て、2004年より本格的に作品制作を開始。
2010年写真集 「夜明け」 (赤々舎)をリリース。
受賞歴に epson color imaging contest2006特選、
第31回写真新世紀 佳作
international photography award 2009 Fine Art 部門 入選 等がある。
ホームページ http://www.yuyamauchi.com


第56回西荻ブックマーク

2011年11月13日(日)
小沢書店をめぐって
長谷川郁夫×秋葉直哉(聞き手)

長谷川郁夫(はせがわ・いくお)
1947年神奈川県生まれ。大阪芸術大学教授、日本編集者学会会長。早稲田大学在学中に小沢書店を創立。著書に『われ発見せり 書肆ユリイカ・伊達得夫』(書肆山田)、『堀口大學 詩は一生の長い道』 (河出書房新社)他。『美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉』(河出書房新社)で芸術選奨文部科学大臣賞、やまなし文学賞受賞。 現在、『新潮』に「吉田健一」を連載中。

秋葉直哉(あきば・なおや)
1981年千葉県生まれ。青山ブックセンター本店を経て、現在、流水書房青山店勤務。ブックフェア「小沢書店の影を求めて」を企画(2011年5月から7月開催)。

会場:今野スタジオマーレ
開場:15:30/開演:16:00
料金:1500円
定員:30名
要予約

小沢書店をめぐって


第54回西荻ブックマーク

本と怠け者2011年9月25日(日)
ちくま文庫刊行記念トークイベント
魚雷vs岡崎
「本と怠け者と働き者」
ちくま文庫ブラザーズ・トークショー
荻原魚雷×岡崎武志

会場:今野スタジオマーレ
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:30名
要予約

九月上旬に発売された『本と怠け者』は雑誌「ちくま」 の連載に「震災後日記」他をくわえた文庫オリジナルのエッセイ集です。
今回は巻末解説を書き、先日同じちくま文庫から『女子の古本屋』を出された岡崎武志さんをお迎えし、魚雷×OKATAKEの中央線黄金コンビによる古本談義を堪能していただきます。

活字と自活荻原魚雷(おぎはら ぎょらい)
1969年三重県生まれ。文筆業。著書『活字と自活』(本の雑誌社)『古本暮らし』(晶文社)など。

文壇高円寺 http://gyorai.blogspot.com/

女子の古本屋岡崎武志(おかざき・たけし)
1957年大阪生まれ。書評家、フリーライター。『女子の古本屋』(ちくま文庫)『あなたより貧乏な人』(メディアファクトリー)など著書多数。

okatakeの日記 http://d.hatena.ne.jp/okatake/

第54回西荻ブックマーク「本と怠け者と働き者」

テキスト・イラストともに岡崎武志さん



第52回西荻ブックマーク

2011年5月15日(日)
「きのこと文学、詩、短歌とその周辺」

出演(五十音順):
飯沢耕太郎
石川美南
高原英理

会場:今野スタジオマーレ

開場:16:30/開演:17:00

料金:1500円

定員:30名

要予約

『きのこ文学大全』の著者、飯沢耕太郎さんと、きのこ偏愛歌人、石川美南さん、きのこ小説の作者、高原英理さんの3名がきのこを題材にした世界の詩歌や文学を通して、きのこの魅力と世界について熱く語ります。
飯沢耕太郎(いいざわ・こうたろう)
写真評論家、きのこ文学研究家。著書に『きのこ文学大全』、『きのこ文学名作選』、『世界のきのこ切手』、『マジカル・ミステリアス・マッシュルーム・ツアー』ほか。『文學界』2010年1月号から11年3月号まで「きのこ文学の方へ」を連載。
石川美南(いしかわ・みな)
歌人。歌集『砂の降る教室』、私家版『夜灯集』、私家版アンソロジー『夢、十夜』ほか。
橋目侑季(写真・活版担当)と共にHP「山羊の木」(http://www.yaginoki.com/)を運営。
仕事先でテングタケの大群を発見し、黒スーツにストッキングという格好のまま森に寝そべってうっとり写真を撮り続けている姿を、同僚に見られたことがある(去年)。
高原英理(たかはら・えいり)
作家。昨年『文學界』に小説「日々のきのこ」を発表。著書に、小説『神野悪五郎只今退散仕る』、『抒情的恐怖群』、評論『少女領域』、『ゴシックハート』、『月光果樹園―美味なる幻想文学案内』などがある。
HP「アナベル・フィステ」(http://homepage3.nifty.com/annabel/)
ブログ「記憶測定」(http://miminokioku.air-nifty.com/sokutei/)

 

イベント内では、出演者御三方による、詩、短歌、小説のミニ朗読会も行われます。

また、イラストレーターの岩里藁人さんによる、きのこ妖怪の鑑賞会も予定しています。会場では、絵巻、豆本、絵葉書などのきのこグッズの展示や販売も行います。


第52回西荻ブックマーク

岩里藁人(いわさと・わらじ)

「きのこ」「妖怪」「怪談」の三本柱をテーマに絵を描いたり、文章を書いたり。ふたつの世界の境界線上に在るものに興味を惹かれます。趣味は「不思議の国のアリス」の挿絵本収集と芋虫が乗っているきのこの観察。
ブログ「きのこ妖怪の森」 http://blog.livedoor.jp/warajin2009/

 

第52回西荻ブックマーク

西荻がきのこに埋めつくされるひととき。きのこ好きのみなさん、ぜひ、お越しになってください。