第27回西荻ブックマーク

佐藤泰志作品集2008年11月16日(日)
第27回西荻ブックマーク
そこのみにて光り輝く ~佐藤泰志の小説世界~

出演:岡崎武志(書評家、ライター)、文 弘樹 (図書出版クレイン)、廣瀬洋一(古書 音羽館)ほか
会場:今野スタジオマーレ
開場16:30/開演17:00
料金:1500円(会場でお支払い下さい)

定員25名 要予約


18年前に惜しまれつつ世を去った佐藤泰志。 昨年、吉祥寺の出版社クレインより作品集が刊行され、再び注目を集めつつあります。清冽な文体が織りなす作品世界を朗読や証言などを交え、本人不在のトークショーを成立させます。


佐藤泰志(さとう・やすし)

1949年4月函館生まれ。1974年、国学院大学卒業後、さまざまな職業に従事しながら、文筆活動を続ける。5度の芥川賞候補、第2回三島賞候補となる。1990年10月自ら命を絶つ。享年41歳。


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第26回西荻ブックマーク

高円寺古本酒場ものがたり2008年10月12日(日)
第26回西荻ブックマーク
中央線の酒と薔薇と古本の日々 ~古本酒場ものがたり~

出演:狩野俊
会場:こけしや別館2階
開場16:30/開演17:00
料金:1500円(会場でお支払い下さい)

定員100名 要予約


高円寺の知る人ぞ知る酒場、コクテイル。夜な夜な集まる常連のひとり、
直木賞作家の角田光代と店主、狩野俊による出版記念トーク・イベント。


狩野俊(かりの・すぐる)

1972年福島県生まれ。高円寺にて古本酒場コクテイルを経営。
2008年8月『高円寺古本酒場ものがたり』(晶文社)を上梓。

古本酒場コクテイル http://koenji-cocktail.com/



第25回終了およびいろいろお知らせ

スタッフの小野塚です。

第25回堀内薫さんの回、無事に終了しました。
前半は堀内さんの創作契機となったさまざまな体験談、そして、後半は陶土をつかった実演!!

作品も鉛筆画は連作「魔方陣」より同人誌「某」本誌の表紙と裏表紙をかざった作品を含む4作品。立体は新作をふくめて5点をはるばる長野からもちこんでいただきました。惜しむらくは「水晶散歩」の刊行がまにあわなかったこと。すいません。

堀内さんはお話も上手でひきこまれます。

そして、最新の更新情報がUPされました。

10月の古本酒場コクテイルさんの回は、スペシャルゲスト角田光代さんがいらっしゃいます。ぜひ、ご予約を。

11月の回は地味ですが、作家佐藤泰志さんにまつわるトークショーです。
クレインからでた作品集でわたしが印象的だったのは「海炭市叙景」。
戦後日本の空虚な都市空間をさまざまな人々の視点の総和からうかびあがらせるあの手法と感覚はなかなか印象的です。川本三郎さんの本でも紹介されていたかと。

そして、12月の回は、超短編の世界。
ゲストは歌人佐藤弓生さんをおむかえしての対談と後半は作品朗読。
作品募集もはじまっていますので、ふるってご応募のほどを。
私事になりますが、今年正月から8ヶ月ほぼ休み返上で、星新一全短編をよみかえしつつ、星新一論(最長記録100枚!)を書き上げ、「短編」という形式についてずっとかんがえていたのですが、超短編は韻文と散文がまざったところに魅了があるかと。
「韻文は舞踏、散文は歩行」という言葉があります。散文の論理性に韻文の跳躍性が混在しているところに魅力があるのではと思うのです。こうした瞬間性の美、瞬発力の美の魅力について語ることのできる会になればと思います。


第25回西荻ブックマーク

堀内薫2008年9月21日(日)
第25回西荻ブックマーク
キャトランドーレの世界を語る

出演:kao/堀内薫
会場:今野スタジオマーレ
開場16:30/開演17:00
料金:1500円(会場でお支払い下さい)

定員25名 要予約


堀内薫

繊細で優美な鉛筆画や立体作品により表現される、堀内薫の妖精世界。独特の存在感をもつキャトランドーレ(猫人)やフェアリードーレ(妖精)の創作秘話および背景について、語っていただきます。

kao/堀内薫(かお/ほりうち・かおる)

1962年長野県生まれ。2001年よりキャトランドーレおよびフェアリードーレ製作開始。2002年渋谷ギャラリー美蕾樹にて初個展。

堀内薫ホームページ「水晶散歩」 http://www5b.biglobe.ne.jp/~suishyou/


<作品、プロフィール詳細>



第24回西荻ブックマーク

三木鶏郎音楽作品集三木鶏郎回想録2008年7月13日(日)
第24回西荻ブックマーク
三木鶏郎と冗談音楽

出演:山川浩二
会場:今野スタジオマーレ
開場16:30/開演17:00
料金:1500円(会場でお支払い下さい)

定員25名 要予約


山川浩二(やまかわ・ひろじ)

広告評論家、1927年生まれ。電通ラジオ・テレビ局などで企画プロデューサーとして活躍。三木鶏郎氏とは、大学時代から、「日曜娯楽版」(NHKラジオ)のライタースタッフの一員として係わり、電通時代は、三木鶏郎のCMソングのプロデュースを一手にひきうける。電通退社後は広告評論家として活躍しつつ、「アド・ミュージアム東京」のオブザーバーを務める。著書に『広告発想』、『映像100想』、『昭和広告60年史』など多数。