第59回西荻ブックマーク

2012年2月25日(土)
大谷能生「植草甚一の勉強・音楽編」

会場:ビリヤード山崎
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:50名
要予約
70年代生まれの気鋭の音楽家・批評家が、70年代最高のヒップスターの世界に迫る! 
「J・J氏」こと植草甚一の全著作をレビューした『植草甚一の勉強』を刊行した大谷さん。とびきりクールな尖端音楽だったジャズをJ・J氏はどう聴いたか?
実際の音源を聴きながら、詳しくガイドしていただきます。

大谷能生(おおたに・よしお)
1972年生まれ。音楽家・批評家。sim、mas等さまざまなユニットやセッションで演奏活動を行うほか、雑誌やWEB等で旺盛な執筆活動を展開中。著書に『貧しい音楽』『持ってゆく歌、置いてゆく歌』『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスⅢ世研究』(菊地成孔との共著)等。


田中美穂『わたしの小さな古本屋 倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間』

田中美穂
『私の小さな古本屋 倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間』
(洋泉社)

倉敷・蟲文庫さんの最新刊『わたしの小さな古本屋』(洋泉社)が「古書 音羽館」でサイン・特典(ポストカード+しおり2種類)つきで現在販売中。売れ行きも順調です!
6月の第63回にも出演されます。雑司ヶ谷・ひぐらし文庫の原田真弓さんとの対談。
乞うご期待☆
» 詳細はこちらから
http://www.yosensha.co.jp/book/b98941.html

ご来場ありがとうございました!(第58回西荻ブックマーク「絵葉書とスカイツリイ ~世紀を超える紙(片)~」)

第58回nbmコレクターを超えて
-趣味人になりたかった生田さん-

やはり聞いてみないとわからないものだ。
今の生田さんにとって、誰も持っていない珍しい絵葉書を所有したいとか、コレクションの量を誇りたいとか、コレクターが普通持つだろう欲望はすでに卒業していたのだ。
絵葉書を手に入れたら、その画像を取り込み、調べ分類する。そして世の中に知らしめる。
そうしたら「その絵葉書はもう手放してもかまわない」
もちろん、この悟りとも思える境地に至るまでに、生田さん自身も、生々しいコレクターの生態と無縁のはずはない。
10数年で8万枚ものコレクションを築き上げたのだ、悩ましく眠れない夜もあったに違いない。
また(これは実際には話してくださらなかったが)何処にでもある権謀術数の世界に巻き込まれたこともあったようだ。
だからそんな料簡の狭いマニアの世界から離脱したのかもしれない。
しかし数年前、初めてお会いした時から、生田さんの気さくで爽やかなお人柄は印象的だった。
まるで「そこに山があるから」とでも言いたげな潔さ。
コレクターによくある貪欲さは微塵もなかった。
それが今回のイベントで理解できた。
忘れられない話をひとつ。
京都の料亭が実家だった生田さん。ご家族、親戚、お客様の文人たち、多彩な趣味の大人に囲まれて育つ。
いつしか生田少年は、わたしも将来そんな趣味人になりたいと思ったそうだ。
栴檀は双葉より芳し。まさにコレクターから趣味人の域へ、生田さんは自在の境地を垣間見せてくれた。
(ブックマーク同人:古書 音羽館 広瀬洋一)

» 【生田さんの絵葉書のコレクションが次のサイトでご覧いただけます。】

生田誠コレクション・イメージアーカイブ
http://search.dnparchives.com/WEB/feature/tk_ikuta.html
(このサイトの「作品一覧」をクリックしてください。
600枚もの絵葉書を堪能していただけます。)

nbmチラシ最新版配布中です!

NBMチラシ59~63回NBMチラシ59~63回

デザイン:原田史子(play on words)

hand今後のイベント情報はこちらから!!
イベント情報

配付場所:

  • 古書 音羽館(西荻北)
  • ギャラリーカドッコ(西荻北)
  • 今野書店(西荻北)
  • beco cafe(西荻北)
  • FALL(西荻北)
  • 盛林堂書房(西荻南)
  • 百年(吉祥寺)
  • トムズボックス(吉祥寺)
  • コンコ堂(阿佐ヶ谷)
  • サンダル文庫(高円寺)
  • 座・高円寺/道草カウンター(高円寺)
  • ラピュタ阿佐ヶ谷(阿佐ヶ谷)
  • 名曲喫茶 ヴィオロン(阿佐ヶ谷)
  • A-NE CAFE(新高円寺)
  • 神保町シアター(神保町)

「日本で唯一の演芸専門誌『東京かわら版』創刊38年祭り! コラムニスト・えのきどいちろう氏が、井上和明氏に迫る」

【2/8追記:イベントタイトルを修正しました。
» 最新の詳細情報はこちらから
えのきどいちろうさん、レポテレビで「東京かわら版まつり」告知=公式パンフできました!イベントチラシの配布をはじめます=! #高円寺演芸まつり #koenji #event | 高円寺書林
http://kouenjishorin.jugem.jp/?eid=1807

東京かわら版高円寺演芸まつりイベント
日本で唯一の演芸専門誌「東京かわら版」創刊38年祭り!
― コラムニスト・えのきどいちろう氏が、井上和明氏に迫る ―

今年も昨年に引き続き、「第2回高円寺演芸まつり2012」(2月10日金曜日
~19日日曜日)が開催されます。お風呂屋さんに、神社にカフェ、お寿司屋
さんにライブハウスなど、高円寺の町中のあちらこちらのお店が寄席に早変
わりの10日間です。
“東日本復興支援 みんなでつながろう!”を合言葉に、今年も60組近い芸人
さんたちが冬の高円寺をにぎやかにしてくれます。この期間中のイベントの
一つとしまして、メールマガジン「高円寺電子書林」では「メディア論」の
観点から、「1974年から続いている東京かわら版様にお話をうかがいたい」
と考えました。そこで、38年の歴史を生きて来られた創刊編集長・現発行人
井上和明様をお招きし、演芸に詳しいコラムニストのえのきどいちろうさんを
聞き手として、トークショーを企画いたしました。

「東京かわら版」→公式HP
「第2回高円寺演芸まつり2012」→公式HP

【場所・日時・料金】
○場所:JR高円寺駅前北口広場特設テント
定員は40~50名ほど。会場の都合で定員以外は入場できません。

○2011年2月17日(金)
18時30分開場 19時開演~21時ごろまで

○一般1,000円、メルマガ読者は800円の優待あり。先着で受け付けます。

【予約方法】
一般の方でも予約可能ですが、登録読者には今回のように読者優待のイベント
がございます。このさいメルマガに登録して、そのアカウントからメールにて
お申し込みください。(登録は無料です)
メルマガ読者であることと、氏名、電話、人数(複数可)を明記してくだ
さい。
優待料金は読者のみ適用です。各自登録してからお申し込みください。

宛先;茶房 高円寺書林 e-mail;sabo.kouenjishorin@gmail.com
担当原田まで

※えのきどいちろうさんのご紹介;

コラムニスト、ラジオパーソナリティ。新聞、雑誌で連載を持つほか、ラジオ
でも独特の語りで幅広い人気を集めている。著書に『F党宣言! 俺たちの北海
道日本ハムファイターズ』(河出書房新社)ほか著書多数 http://enokidoichiro.com/

【主催】

メールマガジン「高円寺電子書林」
メルマガ編集部;茶房 高円寺書林内
東京都杉並区高円寺北3-34-2 tel 03-6768-2412
営業時間;11時半~夜9時 (日・月~8時)  無休

尚、“東日本復興支援 みんなでつながろう!”を合言葉に企画を進めて
いますので入場料の一部を復興支援にカンパさせていただきます。

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