第86回西荻ブックマーク
目時美穂×川崎賢子トークイベント「真面目に不真面目を生きた男 文人・戸川残花」
2015年6月20日(土)
開場16:30/開演17:00
料金:1500円
要予約
会場:ビリヤード山崎2階
杉並区西荻北3-19-6
ご予約につきましてはこちらのメールフォームをご利用ください。
[イベント概要]
幕末・明治・大正の激動の時代を生きた文人・戸川残花。旧幕臣にして
、クリスチャン、ジャーナリスト、教育家、禅僧……三千石の旗本家に
生まれ、明治維新に朝廷に帰順した「裏切り者」「敗者」の知られざる
人生を追った評伝『油うる日々 明治の文人戸川残花の生き方』(目時
美穂・著、芸術新聞社)がこのたび刊行されました。残花の波乱に満ち
たユニークな生涯と彼が生きた時代について、著者の目時さんと近代文
学研究者・川崎賢子さんに語っていただきます。
[出演者プロフィール]
目時美穂
静岡県生まれ。明治大学文学部フランス文学専攻修士取得、博士後期課
程単位取得満期退学。専攻研究のかたわら、明治時代の文化風習、文学
に興味を持ち、在学中、古書情報誌『彷書月刊』へ。2010年の休刊号ま
で編集に携わる。
川崎賢子
宮城県生まれ。文芸評論家、日本近代文学研究者。久生十蘭、谷譲次、
尾崎翠、夢野久作、吉屋信子など昭和初期モダニズム文学の研究で知ら
れる。また満州の文学、満州映画協会についての著書『彼等の昭和』で
サントリー学芸賞を受賞。著書に『尾崎翠 砂丘の彼方へ』『読む女書
く女 女系読書案内』『宝塚というユートピア』など。2012年より日本
映画大学教授をつとめている。