第9回「ちいさな古本博覧会」

第9回「ちいさな古本博覧会」

第9回「ちいさな古本博覧会」
produced by collabonet project
2012年4月
7日(土) 10時-18時
8日(日) 10時-17時
西部古書会館(杉並区高円寺北2-19-9) >> 【Google マップ】
●テーマ・コーナー
面白いのは<本>だけじゃない!
紙の迷宮
Paradis(パラディ)/コクテイル書房/常田書店/はらぶち商店/アジアンドッグ/盛林堂書房/股旅堂/とんぼ書林/中央書籍販売/書肆楠の木/元禄堂/黒沢書店

第60回西荻ブックマーク、満員御礼となりました!

死ぬまで編集者気分2012年3月24日(土)
小林祥一郎「死ぬまで編集者気分」
~私の編集時代 「新日本文学」「平凡社」そして「マイクロソフト」~
会場:ビリヤード山崎

ご予約が定員50名に達しましたので、
ご予約の受付を締め切らせていただきます。
たくさんのご予約をどうもありがとうございました。
これから先のお申し込みは
古書 音羽館 電話03-5382-1587 (12時~23時)
までお願いします。
ご予約のみなさま、
イベント当日、ビリヤード山崎2階にてお待ちしています。
※新宿書房近刊
小林祥一郎
『死ぬまで編集者気分ー新日本文学会・平凡社・マイクロソフト』
http://www.shinjuku-shobo.co.jp/new5-15/html/mybooks/426-Shinumade.html

第60回西荻ブックマーク

2012年3月24日(土)
小林祥一郎「死ぬまで編集者気分」
~私の編集時代 「新日本文学」「平凡社」そして「マイクロソフト」~

出演:小林祥一郎、村山恒夫
企画:けむり堂
会場:ビリヤード山崎
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:50名
要予約
hand定員に達したため、
ご予約受付を締め切りました!!

小林さんは50年代に出版の世界に入り、やがて雑誌「太陽」「新日本文学」の編集長を歴任、全7巻の『日本残酷物語』や『世界大百科事典』の編集キャップも務めた、知る人ぞ知る名編集者です。90年代後半、マイクロソフト社の「エンカルタ総合大百科」の編集顧問へと転進したため、結果的に戦後出版の半世紀を電子メディアの到来まで駆け抜けました。

最近『舟を編む』(三浦しをん)でも話題の事典編纂の醍醐味、綺羅星のごとき文士たちとの交遊、1年で廃刊になった女性誌「Free」のことなど、まだ業界が輝いていた時代のエピソードの数々をお話していただきます。

聞き手は小林さんを最もよく知る平凡社時代の後輩、村山恒夫さん(新宿書房代表)にお願いいたしました。なお小林さんは新宿書房から新刊『死ぬまで編集者気分』を上梓予定です。


第2回「西荻文学散歩」レポート

文学散歩_1

さる3月4日、有志による「第2回西荻文学散歩」を行いました。3月にしては寒い一日でしたが、今回は実際に西荻の町を歩いてみようという企画でもあり、10名ほどが集まりました。
準備したしおりで軽く行程を確認したあと、駅南口を出発。まず闇市の名残の飲食店街を通ります。善福寺で生涯を終える作曲家の遠藤実は、駆け出しの頃には西荻窪や荻窪の繁華街を「流し」(お客のリクエストに答えて演奏や伴奏をし)て歌手をめざしていたというエピソードを紹介しながら、作家の中井英夫が住んでいた青雲荘の跡に向かいます。
文学散歩_2

青雲荘跡遠景

青雲荘は駅から下りきった低地に建っており、このあたりは昔、大雨の後に水が溜まり、なかなか引かなかった場所だとか。
中井英夫が不遇の時代を過ごした面影はあまり残っていないのですが、近くには映画館や行きつけのバーなどもあったとのこと、作家はきっとそこで淋しさを慰めていたのだろうかと想像しました。

次に、高架下を抜けて北口エリアに出ます。神明通り沿い、かつて シナリオライターたちが「カンヅメ」となって脚本を書いていた旅館跡(木村館)の前を通り過ぎると、三角屋根の洋館が点在する場所に。建築家F・L・ライトの弟子、遠藤新が大正から昭和の初期に建てた住宅が、いまも何軒か残っているとのこと。このあたりで文学散歩は建築散歩の様相を示してきました。

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ご来場ありがとうございました!(第59回西荻ブックマーク「大谷能生「植草甚一の勉強・音楽編」」)

nbm59

第59回は音楽家・批評家の大谷能生さんによる「植草甚一の勉強・音楽編」。70年代生まれの大谷さんが、70年代最高のヒップスター・植草甚一とジャズについて、当時の音源を聴きながらガイドしてくださいました。会場には、植草さんの親族の方やカーネーションの直枝政広さんの姿も。ほかにも、70年代当時を知らない若い植草ファン、大谷ファンがつめかけたにぎやかな回となりました。

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