本の楽市2010夏

本の楽市2010夏

本の楽市2010夏
=アート本・絵本・紙モノ雑貨を中心に=
7/9(土)~19(月)
座・高円寺エントランスホール

参加店
・コクテイル書房
・にわとり文庫
・Paradis
・ポラン書房
・ハチマクラ(紙モノ雑貨)
・旅の本屋のまど
・サカナノクチ商店(紙モノ雑貨)
・えほんやるすばんばんするかいしゃ
・堂地堂(紙モノ雑貨)
・茶房 高円寺書林

主催:楽市本屋の会
連絡先:杉並区高円寺北3-34-2 茶房高円寺書林 原田まで
TEL:03-6768-2412
email:kouenjirakuichi@gmail.com

ワークショップ
・紅綴堂 「和綴じで綴じる写経入門」 主婦の友社協力
7/13(火)・15(木) 15:00~
・紅綴堂 「絵本のお医者さん」
7/12(月)午後より

特別企画「絵本交換会」
眠っている絵本・こどもの本をお持ちください。同じ冊数交換できます。
最後に残った本は換金して植林プロジェクトに寄付いたします。
参加の際は会場で100円の通貨[1BOOK]を購入してください。
期間中にお買い物券として本の楽市で使用できます。

堂地堂「紙のバイキング」
7/10(土)・11(日)、17(土)・18(日)・19(祭)

プレイベント「わらしべ絵本プロジェクト」
みんなでチャレンジ!
えほん『わらしべ長者』が楽市参加店をまわりながら、次々とイイモノに交換されてゆきます!
プロジェクト参加者の中から抽選で、最後のお宝をプレゼント!


フリーペーパー「こ・ら・ぼん」vol.3 できました!

こ・ら・ぼん第3号

フリーペーパー こ・ら・ぼん 第3号、
高円寺を中心に配布中です!

「こ・ら・ぼん」vol.3(2010.6.21発行)

特集 「フリーペーパーの愉しみ」

  • 乙女通信
  • イモマンガ
  • エホン便り
  • 週刊車窓

【広告】狩野かおり・狩野俊『文士料理入門』(角川書店)
見たり書いたり読んだり 第2回/岩崎洋介
こ・ら・ぼんギャラリー 第3回 /平山亜佐子
一冊目録 (2) 盛林堂書房/『洋酒マメ天国(36冊揃い)』
小野塚力/フランス「ペンギンの島」とオオウミガラス
高円寺あずま通り「弁天さまのご縁日」告知

表紙人形制作・解説/Kao
デザイン/秋永悠
特集執筆/こ・ら・ぼん編集部(原田直子・木村カナ)


「帰って来た!! 『色っぽい着付け、教えます。』」

第42回にご出演いただいた井嶋ナギさんによる浴衣着付け講座のお知らせです。

【6/14追記】
7月も開催するそうです!
» 詳細はこちらから
http://home.p01.itscom.net/kageya/collection/kitsuke.htm

【5/31追記】
6月は両日とも定員に達したため、予約受付を締め切ったとのことです。
7月にも開催予定とのこと。
» 詳細はこちらから
井嶋ナギウェブサイト「放蕩娘の縞々ストッキング!」

帰って来た!!
「色っぽい着付け、教えます。」

日程 : 6/11(金)、6/25(金)
時間 : 20:00~22:00
場所 : 月影屋 富ヶ谷本店
(渋谷区富ヶ谷1-9-19 代々木公園Qビル1F TEL 03-3465-7111)
参加費 : 各回2000円(1ドリンク付き)
参加条件 : 女性限定
申込方法 : お名前と電話番号を記して、以下までお申し込みください。
houtoumusume@gmail.com

『色っぽいキモノ』著者・井嶋ナギによる、色っぽい浴衣着付け&帯結び講座。
たった2時間で、浴衣の着付けと帯結びが、
カンタンにかつパーフェクトにマスターできちゃう!
さらに、月影屋店主・重田なつきによる「おぇぇぇぇ~~!!!」な着付けアドバイス付き!!
しかも、1ドリンク付き!!!
・・・というわけで、酒を飲みながら着つけが学べる日本で唯一の着付け講座、です(たぶん)。

» 詳細はこちらから
月影屋ウェブサイト>帰って来た!! 「色っぽい着付け、教えます。」
http://home.p01.itscom.net/kageya/collection/kitsuke.htm


『てのひら怪談 庚寅』発売されました

第13回西荻ブックマーク「西荻てのひら怪談」としてトークイベントを開催した『てのひら怪談』シリーズの最新刊が発売されました。

加門 七海・福澤 徹三・東 雅夫編
『てのひら怪談 庚寅 ビーケーワン怪談大賞傑作選』
ポプラ文庫

恐ろしくって面白い。
儚くて涙がでる・・・・・・。
800字の不思議ワールド。

怪談やホラーの注目新進作家を次々に輩出して今脚光を浴びる
ビーケーワン怪談大賞の傑作を選りすぐった作品集、第三弾。
今回はなんと二年分、1300篇を超える応募作品の中から厳選。
しかも斯界の第一人者が匿名で参戦!?
進化し続ける「800字の怪談」シリーズ最新刊登場!
【解説/平山夢明】

第8回ビーケーワン怪談大賞 作品募集中!
http://blog.bk1.jp/kaidan/


ご来場ありがとうございました!(第42回西荻ブックマーク「衣装としてのキモノ、文学としてのキモノ」)

第42回西荻ブックマーク

撮影:森栄喜

5月23日。こけし屋別館2Fにて、第42回西荻ブックマーク、島本理生×井嶋ナギトークショー「衣装としてのキモノ、文学としてのキモノ」~キモノと文学と作家と恋愛~ が開かれました。
天気はあいにくの雨でしたが、出演者のおふたりは、イベントタイトルどおりにそれぞれの個性があらわれるキモノ姿で、灰色の空模様などたちまち吹き飛ばしてしまうくらいの 華やかないでたちでした。

『色っぽいキモノ』の著者の井嶋さんは、黒地に細い縞の入った渋い着物に、蛇革の名古屋帯姿。抑え目な色味の中にも、本皮の上品な質感が感じられました。
対する島本さんは、ご本人も「井嶋さんと逆になるように」と説明をされたとおり、柔らかな色味の細縞の着物に、白地の塩瀬名古屋帯姿で木立の緑を連想させるような、鮮やかな緑の葉っぱと花が、帯の前とお太鼓(うしろ)に描かれていました。

17時。開演。会場では悪天候にもかかわらず、キモノで来られていた女性を多く見受けました。
正統派にピシッと着付けをしている島本さんと、グッと帯を下に締めて粋な着付けをしている井嶋さん。キモノ・トークの幕開けとして、まずはそれぞれのコーディネート紹介からはじまりました。

つづいて、井嶋さんから島本さんへの目配りのきいた振り。島本さんがキモノに興味を持ったきっかけ、キモノにまつわるエピソード、島本さんの作品に登場するキモノの話。
井嶋さんならではの歯切れのよい話しぶりに、島本さんの受け答えも笑顔とともになめらかになってゆきます。

そのあとは、「キモノと文学と作家」というテーマにふさわしく、幸田文、宇野千代、白州正子といったキモノと縁の深い女流作家たちが、画像をまじえながら紹介されてゆきます。

島本さんによる森田たま「もめん随筆」や白州正子「きもの美」の朗読のほか、島本さんご自身の文学作品『あられもない祈り』『ゆうなぎ』などにおける着物の描写についてのお話も披露されました。静かな時間が流れます。

後半では、キモノにまつわる井嶋さんおすすめの映画が、衣裳であるキモノに焦点をあてつつ紹介されました。
それぞれの着こなしや身のこなしによって表される登場人物の個性を、より深く知る機会になりました。
着こなしのルールを知ることで楽しめる、身分、年齢、性格、などの表現としての「キモノ」の世界。キモノ初心者の来場者も、解説とともに紹介された美しい映像を堪能されたのではないでしょうか。

宮尾登美子原作の映画『鬼龍院花子の生涯』では、「このときの岩下志麻のキャラがのちの極妻の原型に」「夏木マリのドレスのようなV字の襟元に注目」と極道に生きる女たちの着こなしについての、井嶋さんならではの水際だった解説が盛りだくさんで、会場のお客様からは、しばしば感心の声や笑い声があがりました。

また、島本さんのお母様で舞踏家の長岡ゆりさんが主演した映画『朱霊たち』という貴重な映像も流れました。

第42回西荻ブックマーク 第42回西荻ブックマーク

最後は質疑応答。
いきなり、質問ではなく、「せっかくだから、キモノのうしろ姿を見せてください」というお願いがあがりました。
はにかみながらも笑顔で快く応じてくれた島本さんと井嶋さん。
前帯の柄と同じ、鮮やかな緑の葉がうしろ姿に映える、島本さん。
対する井嶋さんは、キャメル色の蛇革帯をゆったりと締めたうしろ姿が、まるで先ほどの映画から抜け出てきたかのようにキマっていました。
洋装と異なり、うしろ姿もキモノの醍醐味のひとつであることを再認識したひと時です。

その他会場からは、おふたりの憧れとする着物姿の女性についての質問もあり、「限られたなかで自分で工夫して着物を着る、という幸田文さんの精神はとても素敵だと思っています」という島本さん、「岩下志麻さんの極妻のように、カッコイイけど行き過ぎちゃってちょっと可笑しいという境地を目指したい」という井嶋さんなど、それぞれの着物に対する姿勢がうかがえました。

そんなおふたりのキモノトークで、2時間はまたたくまに過ぎてしまいました。

イベント終了後は島本理生さんのサイン会です。
会場内で販売されていた河出書房新社からの新刊『あられもない祈り』をはじめとする島本さんの著書数点を対象に、ミニサイン会が開かれます。
島本さんは、対面するひとりひとりに丁寧に声をかけていました。

キモノの街でもある西荻にふさわしい一大イベントでした。
雨のなかを遠くからお越しのみなさん、まことにありがとうございました。
今後も西荻ブックマークをよろしくお願いします。

(スタッフ:添田、原田史子)