第34回「ガルボのように――1920-30年代東京・モダンガールとしての尾崎翠」にご出演いただいた、平山亜佐子さんの著書『明治 大正 昭和 不良少女伝 莫連女と少女ギャング団』(河出書房新社)の出版記念トークイベントのお知らせです。今回は2525稼業のライブ付き、nbmスタッフの木村カナも出演します。
百年「と」不良少女
-女の子が夜になっても遊び続ける方法-
『明治 大正 昭和 不良少女伝 莫連女と少女ギャング団』刊行記念イベントライブ:2525稼業
トーク:平山亜佐子(『不良少女伝』著者)×木村カナ(from 西荻ブックマーク)2010年2月20日(土)
19時半開場/20時開演
料金1200円 定員60名「百年」店頭・電話・メールにて予約受付中
OLD / NEW SELECT BOOKSHOP 百年
武蔵野市吉祥寺本町2-2-10 MURATAビル2F
Tel/Fax: 0422-27-6885
E-mail: mail@100hyakunen.com
http://www.100hyakunen.com/※「百年」にて『明治 大正 昭和 不良少女伝』(河出書房新社)をお買い上げの方は1000円で入場できます。
ジャンダークのお君、ガルボのお政、ジャズのお小夜……
戦前の東京を闊歩し、不良少女と呼ばれ、その行状を報道されることによって、新聞紙上に足跡を記した女の子たち。
好奇心と遊び心を携えて、彼女たちの面影を追いかけた本邦初の不良少女史書『不良 少女伝』、その著者・平山亜佐子が、「百年」で歌います、語ります!
物語と歴史、過去と現在、夢と現実を往復することで見えてくる、「遊びに遊ばれる新しい世界」とは?
カツマーになるかカヤマーになるかで頭を悩ませるよりも、破天荒セレブの人生を見よ!
モテだの萌えだの言ってる暇があるのならば、昭和ゼロ年代に学ぶべし!2525稼業(にっこにこかぎょう)
高橋裕(1991年にsacraとしてソニーからCD『ついのすみか』を発表)が作詞・作曲したオリジナルをはじめ、口承伝歌、端唄、童謡、アジア民謡、昭和初期のジャズのカバーなど古今東西のアコースティック系日本語ポップスを歌うachacoとsaraのユニット。
http://nikkoniko.exblog.jp/平山亜佐子(ひらやま・あさこ)
1970年、兵庫県芦屋市生まれ。文筆家。著書に『20世紀破天荒セレブ ありえないほど楽しい女の人生カタログ』(国書刊行会、2008)がある。『不良少女伝』の第一稿となった論文「明治 大正 昭和 莫連女と少女ギャング団」によって、2008年11月、河上肇賞奨励賞を受賞。
http://asakojournal.blogspot.com/木村カナ(きむら・かな)
1974年、栃木県宇都宮市生まれ。アヴァンポップ文学者。『ユリイカ』『文藝』『論座』ほかに寄稿。2006年の第1回より西荻ブックマークにスタッフとして参加。