栗田ひづる独り語り@高円寺古楽房

●古楽房企画イベント●

≪栗田ひづる独り語り≫

『そういうわけで語ります ~そこは古本屋さんの片すみ~』

~声優・ナレーター栗田ひづるのわがままな単独語りライブ。「だって語りたいんだもん」の精神で、名作をエゴイスティックにお届けします。古本屋さんの片隅でこっそりと…♪~

○演目

  • 『冷水シャワーを浴びる方法』筒井康隆作 新潮社「エロチック街道」より
  • 『ベロ出しチョンマ』斎藤隆介作 角川書店「ベロ出しチョンマ」より
  • 詩 奥田春美作 思潮社『カメレオンの時間』より
  • 『骨』星 新一作 新潮社「さまざまな迷路」より

○日時
7月11日(土)
※当日は公演が2回行われます。ご都合のよろしい時間をどうぞ。開場はそれぞれ開演30分前です。
1回目13時~ / 2回目18時~

○会場
古楽房 http://d.hatena.ne.jp/collabonet_project/
杉並区高円寺北2-34-6 千代田マンション高円寺北101
JR高円寺駅徒歩5分

○チケット代
¥2,000 ワンドリンク付 予約制

○ご予約・お問い合わせ
電話 03-5356-9661
e-mail collabonet@project.name
(件名に『栗田ひづる独り語り予約』と記載の上、氏名と電話番号(携帯電話のある方はそちらを)をお願いします)

主催 古楽房
構成 演出 金澤眞 栗田ひづる
協力 (株)シグマセブン 小野塚力 景山聖子 松川伸子

http://d.hatena.ne.jp/collabonet_project/20090606/1244286164


「湊谷夢吉の世界」展@高遠本の家

本の家(長野県伊那市高遠町)でのイベントのお知らせです。

湊谷夢吉の世界
2009年6月2日(火)~7月12日(日)

今回の展示は知られざる漫画家「湊谷夢吉」の作品展です。

その存在を知る人からは圧倒的な支持を受けているが、なかなか一般的な人気からは遠い存在だった湊谷さん。
かくいう我々スタッフも、偶然来店された夢吉夫人雪子さんから教えてもらえなければ、未だその作品に触れることは無かったかもしれません。

太平洋戦争の時代を背景としたSFテイストの作品には、科学を描いていても人間味にあふれたレトロな味わいがあります。ストーリーや登場人物の言動をより深く味わうためには多少の歴史的な知識が必要で、そういう部分がもしかしたら一般的な人気から湊谷夢吉を遠いものにしていたのかもしれません。
でも、そのちょっとしんどい部分を越えられれば、かけがえのない作品たちが待っています。
「誰それ?」という方は是非いちど作品に触れてみてください。

今回は、1988 年、わずか38歳の若さで夢吉さんがお亡くなりになった後、遺作を大切に守り続けていらした湊谷雪子さんから、貴重な作品の数々をお借りしての展示となります。

湊谷夢吉の世界は漫画だけでなく、映画、歌、脚本、演出など多義にわたります。
今回は展示スペースも限られていますので、漫画作品に絞ってご覧いただくことにいたしました。原画や掲載紙、プライベートな場面をとらえた写真などをご覧いただけるほか、CDや単行本の一部も購入いただけます。

これを機会にたくさんの方に湊谷夢吉の作品を知っていただけたらと思います。

http://hon-no-machi.com/2009/06/exhibition09/

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ご来場ありがとうございました!(第32回西荻ブックマーク「気弱な古本屋入門 ~ある古本屋の生活と意見~」)

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第32回のメイン出演者はnbmスタッフでもある古書店「音羽館」のご主人、広瀬洋一さんです。
西荻ブックマーク3周年を記念して、料金も1,000円ぽっきりです(いつもは1,500円)。
シークレットとして、伏せられていたゲストは岡崎武志さんでした。

17時。開演。
会場の出演者席の左右には、ホワイトボードとプロジェクターがそれぞれ設置されています。ホワイトボードには広瀬さんがトークの種として用意しておいた単語が、16分割のマス目に挙げられています。

はじめは緊張気味にお話しされていた広瀬さんも、隣に座られている岡崎武志さんの絶妙な相の手と、適切なフォローによって次第になめらかなトークになり、会場の雰囲気もそれにつれてなごやかなものとなってゆきます。

会場にお越しになったお客さんに将来、古本屋さんになりたいという希望を持ったかたが、何名かいらっしゃって、これには広瀬さんもびっくりされていました。

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古書店をはじめる前の広瀬さんの略歴、音羽館が開店するまでの秘話などが、プロジェクターに当時の貴重な写真が映し出されながら、披露されてゆきます。
音羽館のマスコットキャラクターである、「おとわちゃん」も紹介されます。

休憩をはさんで後半からは、古本の値づけの実際がおこなわれます。古本を持ってこられたお客さんの本をその場で広瀬さんが値段をつけます。古本の価格はどのような基準で決めるのか、岡崎さんの経験談もはさまれながら、興味深いトークがくりひろげられます。
中央線沿線のほかの有名な古書店とのつながりも披露されます。

そのあとは質疑応答。みなさん、積極的に手をあげられます。
熱が入るあまりに、広瀬さんがホワイトボードに図を書いて説明される一幕も。

最後には北尾トロさんから、高遠本の家プロジェクトや夏開催予定のイベントの告知が行われました。

特製おみやげとして告知されていたのは音羽館店内BGM集CDでした。
これでいつでも、あたかも音羽館にいるかのような気分が満喫できますね。

最後になりましたが、ゲスト出演してくださった岡崎武志さん、ご協力いただいたみなさん、お越しくださったみなさん、まことにありがとうございました。

今後の西荻ブックマークもよろしくお願いいたします。

スタッフ:添田


第32回西荻ブックマーク、終了しました!

第32回西荻ブックマーク、盛況のうちに終了いたしました。
ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

シークレットゲストは岡崎武志さん、
特製おみやげは音羽館店内BGM集CDでした!

当日の様子などはあらためてご報告いたします。

【重要:当日の会場で古書買取を受けられたお客さまへ】
買取代金を受け取られずに閉演後すぐにお帰りになったお客さまがいらっしゃいました。買取代金をお支払いいたしますので、たいへんお手数ですが、古書音羽館(03-5382-1587、杉並区西荻北3-13-7)にお問い合わせの上、ご来店ください。

【5/30追記】
該当のお客さまが音羽館に無事ご来店&買取代金を受け取られたとのこと。わざわざどうもありがとうございました。

スタッフ:木村カナ


沼辺信一「日本人とバレエ・リュス」連載@古書日月堂サイト

第2回西荻ブックマーク「誰も知らなかったロシア絵本 ―僕のコレクション事始―」でお話いただいた沼辺信一さんによる「日本人とバレエ・リュス」の連載が「古書日月堂」のサイトではじまりました(全15回)。