【西荻図書館】「荒正人展」

荒正人_チラシ

わが街を知る 西荻に住んだ文芸評論家
荒 正人 展
12月4日(木)まで

開館時間:午前9時~午後8時(日祝は午後5時まで)
場所:西荻図書館 入口ショーウインドウ
入場無料

※おしらせ※
西荻ブックマークも企画協力をしました、西荻図書館「荒正人展」。会場配布の記念カタログ(20ページ)を、西荻図書館のご厚意により、16ページに再編集して公開します!
» ダウンロードはこちら (PDFファイル/16ページ/5.22 MB/ダウンロード後、パソコンに保存してから、PDFファイルを開いてご覧ください。)

荒正人_チラシ

―戦後論壇の第一走者・荒正人は、西荻でスタートをきった。―

2013年は文芸評論家・荒 正人(あら まさひと)の生誕百年にあたります。

1946(昭和21)年、荒正人は同人たちと文芸雑誌「近代文学」を創刊、論壇に登場し
ました。敗戦直後の混乱期に日本人が直面した、文学・芸術・科学などのさまざまな課
題に対し、積極的に問題提起して注目をあびます。
その後は、文芸評論家、英文学者として精力的に活動しますが、彼の視線はつねに志
を同じくする同世代や後続の文学者、研究者たちに向けられていました。その活動はお
もに、ここ西荻を拠点として行われたのです。

当展示では前期・後期の2回に分け、荒正人が戦後文学に果たした役割や、当地にお
ける活動をさぐります。戦後の物資や情報のとぼしいなか、荒たちがどのように自分た
ちの志を実現し、後続の世代を育ててきたのか。それを知ることが、私たちにも大きな
示唆を与えるのではないかと考えます。

チラシデザイン:ねもとなおこ


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