第62回西荻ブックマーク

第62回西荻ブックマーク2012年5月13日(日)
「西荻の話からはじめて、どうなるかわかりません」

語り手 平松洋子 × 聞き手 北尾トロ
会場:こけし屋別館2階
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:100名
要予約
2006年5月に開始した、本好きのためのイベント「西荻ブックマーク」。
6周年にあたる今回は平松洋子さんをお迎えすることになりました。
食のこと、本のこと、いろいろ聞きたい話はありますが、まずは長年暮らす西荻のことからはじめます。
その後は――当日をお楽しみに!

平松洋子(ひらまつ・ようこ)
食文化と暮らしをテーマに執筆活動を行うエッセイスト。西荻在住。『買えない味』(ドゥマゴ文学賞受賞)『焼き餃子と名画座』『野蛮な読書』『なつかしいひと』など著書多数。


ご来場ありがとうございました!(第61回西荻ブックマーク「インディーズ文芸誌のつくりかた」)

第61回西荻ブックマーク

撮影:武田憲人さん

4月15日の日曜日、日が落ちると外は肌寒くなった日でしたが、会場は大勢のお客様で賑わい、和やかな雰囲気でした。
前半は『Witchenkare』編集発行人の多田洋一さんのお話から始まり、『Witchenkare』執筆陣の一人である木村重樹さんとのやり取りも交えて、進行していきました。
最も印象的だったのは、多田さんが現在の『Witchenkare』となる雑誌をつくり始めようとしたきっかけの話です。
それは2008年夏のオリンピックで、ソフトボールの上野投手の姿を見て、自分がやりたいことを本気でやっている人はすごい!と感動したこと。背中を押される思いだったそうです。
後半からゲストとして出演した『生活考察』編集発行人の辻本力さんは、もともと茨城の「水戸芸術館」に勤務、演劇の制作をしていました。『WALK』という冊子の編集を担当して、編集の面白さに目覚め、芸術館での仕事を辞めて上京。『WALK』最終号で「日記」を特集し、日記に描かれた内実というか生活感が面白いと感じて、「生活」をテーマにした雑誌をつくり始めたということです。
インディーズ文芸誌はなかなか売れるものではなく、お金のやりくりが苦しいようです。それでも、今はフェイスブック、ツィッターなど告知の方法も増えているので、工夫しだいでもう少し流通できるかもしれません。
最後に「つくりたい人へのアドバイス」という質問が出ました。
実際につくり始めることと、関係者を少しずつ巻き込むこと、これを続ければ少しずつ形になっていくとのことでした。
(かさいし)
» 当日の来場者「gunung(グヌン)」さんによるレポートはこちら
http://gunung825.blog109.fc2.com/blog-entry-1606.html