2009年9月20日(日)
第35回西荻ブックマーク
開高健 ―芥川賞以前・素顔の側面―
講師:ゆたか・せん(鈴木 豊) / 詩人・エッセイスト 会場:こけし屋別館2階 開場16:30/開演17:00 料金:1500円(会場でお支払い下さい)
☆ご予約がなくても参加可能です!☆
☆直接会場にお越しください!☆
谷沢永一が主宰していた同人誌「えんぴつ」を通じて、高校時代の開高と知り合い、その晩年まで、公私にわたり深く親交のあったゆたか・せん氏に若き日の開高健について、たっぷりと語っていただきます。
ゆたか・せん氏は、毎日新聞に入社後、寿屋(現サントリー)広告担当として、仕事の面でも開高と共に、「洋酒天国」の編集に協力し、創刊から係わっていました。杉並・下井草に住んでいた開高が茅ヶ崎に移住するきっかけを作った人物でもあります。
今回は、昭和32年、『裸の王様』で芥川賞をとり、一躍有名になる以前、まだ無名時代の開高に焦点を当て、その当時を知りうる貴重な証言者として、記憶の中の開高健を浮き彫りにしていきます。
ここでしか聞けない話がふんだんに登場する予定。
また、茅ヶ崎の「開高健記念館」の協力を得て、パネル展示、記念品物販も併せて開催。
お楽しみに。
ゆたか・せん(鈴木 豊)
詩人、エッセイスト。
1924年大阪生まれ。早稲田大学文学部英文学専攻卒業後、毎日新聞社に入社(現在、同社終身名誉職員、日本エッセイスト・クラブ会員)。デザインプロダクション、出版社を経て、(学)日本プリンティングアカデミー評議員、客員教授。04年よりフリー。
<著書>
詩集『六月の空虚』『スピカが堕ちる』
エッセイ集『おふくろのぼた餅』
●写真提供・協力 : 開高健記念館●