「没後30年 上林暁展」

没後30年 上林暁展

上林暁は、「阿佐ヶ谷会」の中心メンバーの一人で、戦後を代表する私小説作家です。上林暁は2度の脳いっ血で、右半身の自由を失い、病後は、利き手ではなかった左手と、実の妹徳広睦子の口述筆記により創作活動を続けました。今回は上林暁の没後30年を偲び、上林暁の生涯や「阿佐ヶ谷会」での交友がうかがえる写真パネル、直筆原稿・書簡(レプリカ)などを展示します。
【日 時】   平成22年10月5日(火)~11月8日(月)
【場 所】   阿佐谷図書館 入口展示コーナー及び館内
【協 力】   杉並区立郷土博物館、徳廣睦子氏、萩原茂氏
【問い合せ】 阿佐谷図書館 電話 03-5373―1811

展示の一部として『昔日の客』コーナーがあり、新旧二冊の『昔日の客』、関口良雄編集の『上林暁文学書目』、尾崎一雄・上林暁・木山捷平・関口良雄・山高登の五人句集『群島』を見ることができるそうです。