「hQh presents 年忘れ!タルホ派フォンタジー・ナイトなりや?ハッ!!! 羽良多平吉 featuring 古多仁昴志 from 信州」

hQh presents TAROUPHO SCHOOL FONTASY NIGHT

hQh presents

年忘れ!タルホ派フォンタジー・ナイトなりや?ハッ!!!

羽良多平吉 featuring 古多仁昴志 from 信州

日時:12月27日(月)

第1部:20時~21時

YouTube Jockey: a tribute to Viceroy K. K.

出演:羽良多平吉

第2部:21時~22時

ギャラリー・トーク:稲垣足穂さんピクチャレスク

出演:古多仁昴志・羽良多平吉・高橋信行・中村邦夫

併催:15時~22時 古多仁昴志テクノアート+稲垣足穂コレクション展

参加費:ご飲食代

会場:6次元 東京都杉並区上荻1-10-3-2F (JR荻窪駅西口改札より徒歩3分) 電話:03-3393-3539

http://www.6jigen.com/

協力:ドノゴトンカ(扉野良人・木村カナ・郡淳一郎)

Donogo-o-Tonka

http://donogo-o-tonka.jp/


ご来場ありがとうございました!(第41回西荻ブックマーク「公開編集会議!『リテラエ・ウニヴェルサレス』は謎だらけ?」)

第41回西荻ブックマーク

撮影:川本要

第41回西荻ブックマークでは、インターネットのサイトである『リテラエ・ウニヴェルサレス』、その運営を行う「ユニット・アンパサンド」の4人(武村知子さん、山本貴光さん、白井敬尚さん、郡淳一郎さん)をゲストにお迎えしました。

「本をめぐるマンスリー・イベント」である「西荻ブックマーク」で、なぜ、インターネットのサイトを取り上げたのか?
わたしたちにとって、もはや日常となっている、インターネットをブラウザで見る/読む、あるいは書くという行為。その媒体であるサイトの機能そのものを、本をめぐる現代的な課題から問い直している、きわめて尖鋭的で実験的なサイトとして『リテラエ・ウニヴェルサレス』があり、しかも、その運営メンバーはいずれも、本の世界ではその名を知られる、恐るべき手練れの4人!
「アクセス即強制フル・スクリーン化! 1パネル=10万ピクセル四方! 行頭・行末禁則すべてoff! 元ネタはBARBEE BOYSって……いったい、この人たちは何がやりたいのか?」(告知文より)
現状のサイトから読み取れる情報だけではどうにも辿り着けそうにない、彼等、「ユニット・アンパサンド」の壮大かつ複雑な企てと試みを、直接、解説していただく場を、ぜひとも設けたい!というのが、今回の企図でした。

当日のトークは2部構成。質疑応答を最後に行わない代わりに、客席からのコメントを常時受け付ける、というライブ感溢れる設定で行われました。
前半では、『リテラエ・ウニヴェルサレス』のなりたちやサイト名・ユニット名の由来について、武村さんがお話をされた後、スクリーンに現在の『リテラエ・ウニヴェルサレス』を投影しながら、そのデザインの技術的な問題点が話されました。書体の選択や組版、本作りの現場では常識とされてきたことが、インターネットのサイトにおいては、どう扱われるのか? プログラマとして設計・管理を担当する山本さんが直面した困難、デザイナーとしてアート・ディレクションを担当する白井さんが感じた危機。客席からも早くも活発な質疑が飛び出しました。
後半では、先に客席からのコメントを積極的に募り、それへの回答として、山本さんより、『リテラエ・ウニヴェルサレス』上で導入が予告はされながらも、いまだに実装のされていない「拡大縮小機能」のデモを交え、「新たなる百学連環」図の構想に関するプレゼンテーションが行われました。
開演17時、終演20時。あっという間の3時間。客席のほぼ半数が参加された打ち上げの場でも、まだ話し足りない、いつまでも話は尽きない、そんな雰囲気が最後まで続いていました。
出演者と客席のそれぞれが、対話を通じて、学術研究・デザイン・編集・本とインターネットの今後などなど、各自の課題とそれに役立つ何らかのヒントを持ち帰ってくださった、そんな貴重な一夜になったような気がしますが、いかがでしたでしょうか……?
『リテラエ・ウニヴェルサレス』の今後の展開はもちろん、「ユニット・アンパサンド」の4人それぞれの活動も要チェックです!

最後になりましたが、武村さん・山本さん・白井さん・郡さんのゲストのみなさま、ご来場くださったみなさま、nbmスタッフのみなさま、本当にどうもありがとうございました。

今後の西荻ブックマークもどうぞよろしくお願いいたします。

企画・司会:木村カナ


第41回西荻ブックマーク

2010年4月11日(日)
公開編集会議!
『リテラエ・ウニヴェルサレス』は謎だらけ?

出演:武村知子・山本貴光・白井敬尚・郡淳一郎
司会:木村カナ
会場:今野スタジオマーレ
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:30名
要予約

アクセス即強制フル・スクリーン化! 1パネル=10万ピクセル四方! 行頭・行末禁則すべてoff! 元ネタはBARBEE BOYSって……いったい、この人たちは何がやりたいのか? いま、インターネットでいちばん前衛的で高踏的で難解な人文主義サイトのメンバーによる第1期総括&公開編集会議。第1回日本語文学大賞授与式を併催。

リテラエ・ウニヴェルサレス
http://litteraeuniversales.net/

ユニット・アンパサンド、襲来。
百学連環の計をもってして、
西荻高架下に東南の風は吹くのか!?

武村知子(たけむら ともこ)
文学者・一橋大学大学院言語社会研究科教授(メランコロジー)。1963年生まれ。著書:『どろろ草紙縁起絵巻』『日蝕狩り ブリクサ・バーゲルト飛廻双六』。

山本貴光(やまもと たかみつ)
文筆家・ゲーム作家。1971年生まれ。著書:『デバッグではじめるCプログラミング』。共著:『心脳問題』『問題がモンダイなのだ』『ゲームの教科書』。

白井敬尚(しらい よしひさ)
グラフィック・デザイナー。『アイデア』誌アート・ディレクター。1961年生まれ。共著:『欧文書体百花事典』『日本の近代活字』『文字講座』ほか。

郡淳一郎(こおり じゅんいちろう)
オルタナ編集者・ミームデザイン学校講師。1966年生まれ。編集書:『知恵蔵裁判全記録』『足穂拾遺物語』『インディペンデント・プレスの展開』ほか。

撮影:大沼ショージ

木村カナ(きむら かな)
アヴァンポップ文学者。1974年生まれ。2006年の第1回より西荻ブックマークにスタッフとして参加。共著:『KAWADE道の手帖 尾崎翠』ほか。


『ドノゴトンカ Donogo-o-Tonka』創刊前夜号

第37回「読むこと・歩くこと・書くこと」に出演された扉野良人さん編集・発行のモダニズム探求誌『ドノゴトンカ Donogo-o-Tonka』の創刊前夜号/0.5号が刊行されました。

ドノゴトンカ創刊前夜号

『ドノゴトンカ』創刊前夜号(りいぶる・とふん)
定価1,000円(税込)

特集=辻潤遺墨

辻潤 遺墨
半重力の書法 山本精一×細馬宏通
辻潤と吉行淳之介 荻原魚雷
×と○ 細馬宏通
辻潤と稲垣足穂と 附・正岡蓉「新花鳥文人往来」 高橋信行
「ゼロ」への憧れ 『大菩薩峠』を読む辻潤 野口良平
居候論 辻まことからみた父親 大月健
辻潤年譜 作成・高木護、菅野青顔 再編・扉野良人

歩兵の物語 季村敏夫『山上の蜘蛛 神戸モダニズムと海港都市ノート』書評 内堀弘
樹木の墓標 内堀弘『ボン書店の幻 モダニズム出版社の光と影』書評 季村敏夫

編集 扉野良人、校正 郡淳一郎・木村カナ、辻潤作品撮影 藤井豊、表紙テキスト翻訳 細馬宏通・野中モモ、書容設計 羽良多平吉・米倉みく@EDiX 、発行人 井上迅


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田中栞『書肆ユリイカの本』

書肆ユリイカの本

第1回西荻ブックマーク「本を作る―和本と洋本」で講師をされた田中栞さんの著書『書肆ユリイカの本』(青土社)が発売されました。

田中栞
『書肆ユリイカの本』

A5判/270頁/定価2520 円(本体2400 円)
ISBN 978-4-7917-6465-5

小さな出版社の大きな遺産
原口統三、稲垣足穂、那珂太郎、中村稔、飯島耕一、吉岡實、清岡卓行、大岡信、入沢康夫……。燦然と輝く戦後詩人の初期作品を大胆に出版し、現代詩の行方を決定づけた小さな出版社・書肆ユリイカ。その詩集・戯曲・翻訳・雑誌などを幾多の困難も排して徹底追求し、蒐集・鑑賞・調査と、あまりにも巨大なる遺産を自在かつ緻密に愛で尽くした情熱の書。


「古書の日」記念
「書肆ユリイカの本」展

*「書肆ユリイカの本」展

入場無料
会期 2009年10月4日(日)~10月11日(日)10:00~18:00 *会期中無休
会場 東京古書会館2階ギャラリー
東京都千代田区神田小川町3-22
電話 03-3293-0161
http://www.kosho.ne.jp/honbumap/kaikan.html
後援 青土社、東京古書組合

田中栞が10年かけて蒐集してきた、書肆ユリイカの美しい本と雑誌の数々、約330冊を堂々展示します。
中村稔、飯島耕一、中村真一郎、岸田衿子、滝口雅子など、名だたる詩人たちの第一詩集が勢揃い。
本づくりの名手・伊達得夫が世に送った、瀟洒な書物群は、商業出版でありながら、手作り感と工夫に満ち、魅力的な個性を演出しています。
ブックデザインの参考になるアイディアも盛りだくさん!

*田中栞の豆本ワークショップ『『書肆ユリイカの本』の作り方』

(A8判、布表紙角背上製64頁、栞と花布つき)を作ります。
2009年
10月9日(金)14:30~17:00
10月10日(土)10:30~13:00/14:30~17:00
10月11日(日)10:30~13:00/14:30~17:00
受付はそれぞれ10:00、14:00からです。
各回同内容、1回で完成。
初心者向きです。田中がきちんとフォローするので、必ずできます。

会場 東京古書会館2階ギャラリー
参加費3500円(材料費込み、道具貸与)
*要予約 お問合せ・ご予約は田中栞へ
電話045-431-1260
メールkoubaido@cam.hi-ho.ne.jp

*記念トークショー「書肆ユリイカの本、人、場所」

出演 奥平晃一(田村書店店主)×郡淳一郎(元・青土社『ユリイカ』編集長、校閲者)×田中栞
2009年10月5日(月)18:00開場 18:30~20:00
入場無料
会場 東京古書会館内

戦後すぐの時代、神保町の路地裏にあった書肆ユリイカ。
その表通りに位置する神保町の名店・田村書店の奥平晃一氏が、当時の書肆ユリイカを、往年の詩人たちの姿を、はじめて証言する!
古書買い歴30年の愛書家であり、現代詩人たちから全幅の信頼を寄せられているカリスマ編集者・郡淳一郎氏が、詩書界・出版界・古書業界の現状と時代背景について、詳細な解説を展開する。
書肆ユリイカの本の美しさに魅せられ、蒐集と書物調査に10年を費やしてきた田中栞が、
その数々の美しい実例を紹介する。
古書購入テクニックや、本づくり・ブックデザインのヒントも満載、古書の縁で結ばれた3人が、神保町で繰り広げる、画期的な書物トーク!

田中栞日記
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111