藤井豊写真集『僕、馬』

第37回「読むこと・歩くこと・書くこと」に出演された京都の扉野良人さんのりいぶる・とふんから、藤井豊写真集『僕、馬 I am a HORSE』が刊行されました。

僕、馬 I am a HORSE

栞に荻原魚雷さんも寄稿されています。
西荻でも古書 音羽館にて販売中です。
僕、馬 I am a HORSE 展 @ブックギャラリーポポタム
2013年8月30日(金) ─ 9月3日(火)
オープニングトーク
8月30日(金)
「僕、馬の話をしようか」
藤井 豊・荻原魚雷・扉野良人
19時15分開場、19時半スタート(当日は18時から整理券配布)
定員40名 1000円(会場にて写真集お買い上げの方は無料)
予約受付中☆メール(popotameアットkiwi.ne.jp)または電話(0359520114)にて。

» 詳細はこちらから
ぶろぐ・とふん
http://d.hatena.ne.jp/tobiranorabbit/


「岡崎武志と荻原魚雷の文章を書いて生きていく方法」

コクテイル寺子屋
「岡崎武志と荻原魚雷の文章を書いて生きていく方法」
ライターデビューがほぼ同時というお二人が、そのデビューから今までの、
物書きとして生きていくための方法を伝授します。
大正時代に建てられた古民家のお座敷で、ゆったりとした時間の中、
じっくりとお二人の話を聞くと、今までとは違う道が見つかるかもしれません。
トークショー終了後には懇親会もあります、ご質問などありましたら、
この機会にぜひどうぞ。
日時:2/26(日) 16:00開始(1時間半程度。その後、懇親会)
チャージ:トークショー 1,500円
懇親会 お酒を飲まれる方1,000円(おつまみとお酒付)/飲まれない方500円
※ご予約をお願いします。
電話・ファックスは03-3310-8130まで。メールはcocktailbooks@live.jpまで。

» 詳細はこちらから
http://blog.livedoor.jp/k_cocktail/archives/51327685.html

 岡崎武志と荻原魚雷の文章を書いて生きていく方法

テキスト・イラストともに岡崎武志さん



【緊急企画】第56.5回西荻ブックマーク

2011年11月27日(日)
『Get back, SUB!』刊行記念
SUB CULTUREのスピリットを求めて
北沢夏音×荻原魚雷×森山裕之

会場:ビリヤード山崎2F(予定)
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:50名
要予約

一九七〇年代の伝説的雑誌『SUB(サブ)』とその編集者・小島素治の仕事と生涯を追った初の著書『Get back,SUB! あるリトル・マガジンの魂』を刊行した北沢夏音さん。「最後のマガジン・ライター」北沢さんが、『クイック・ジャパン』元編集長・森山裕之さん、同誌執筆者だった荻原魚雷さんとともに、連載時の裏話から雑誌論、サブ・カルチュア観まで、熱く語ります。

北沢夏音(きたざわ・なつを)
一九六二年東京都生まれ。ライター、編集者。大学卒業後、少年マンガ誌、ジャーナル誌等の編集に携わる。九二年、街と音楽をつなぐインディペンデント・マガジン『Bar-f-Out!』を創刊。同誌を離れ、マガジン・ライターとして独立後は、数多くの雑誌にサブ・カルチュアにまつわる文章を寄稿。現在も多岐にわたる活動を続けている。

活字と自活荻原魚雷(おぎはら ぎょらい)
一九六九年三重県生まれ。文筆家。大学在学中からフリーライターの仕事をはじめるも、なかなか生計が立てられず、アルバイトで食いつなぎ、現在にいたる。著書に『本と怠け者』『古本暮らし』『活字と自活』。

文壇高円寺 http://gyorai.blogspot.com/

森山裕之(もりやま・ひろゆき)
一九七四年長野県生まれ。編集者。大学卒業後、印刷会社の営業マンを経てフリーライターとして活動。その後二〇〇一年より、雑誌『クイック・ジャパン』の編集を手掛ける(二〇〇三~二〇〇七年の間、編集長)。現在は『マンスリーよしもとPLUS』編集長。ラジオのパーソナリティを務めるなど、活動は多岐にわたる。


ご来場ありがとうございました!(第54回西荻ブックマーク「本と怠け者と働き者」)

第54回西荻ブックマークの出演者は、9月上旬に初の文庫本となる『本と怠け者』(ちくま文庫)を出されたばかりの荻原魚雷さんと、その巻末解説を書かれた岡崎武志さん。
魚雷さんとは十数年来の知り合いである岡崎さんの巧みな進行のもと、魚雷さんの知られざる素顔が次々と明かされていきました。
まずは、魚雷さんの新刊『本と怠け者』の紹介から。
『ちくま』に連載していた当初は、怠け者をテーマにしていたわけではなかったそうですが、連載を振り返ってみると“怠け者”や“アル中”など“社会不適応”の作家の割合が多かったとのこと。
「作家の育った環境・境遇がその作風に与える影響について興味があります。山田風太郎が『人生の色調』と言っているんですが、彼の作品にも両親を早くに亡くしたことで得た視点が表れているように思います」

という魚雷さんのお言葉が印象的でした。

岡崎さんのリクエストで、『本と怠け者』にも引用されている石原吉郎の『世界が滅びる日に』を朗読する一幕も。
話題は一転して、魚雷さんの仕事観やユニークなアルバイト歴の話に。
「接客業は無理。『いらっしゃいませ』『ありがとうございます』を愛想よく言える人を尊敬する」
「図書館のデータ入力作業は天職だと思った。やっているうちに無の境地になれる。しかも、ノルマを終えた後は本を読み放題」
など、次から次に飛び出す魚雷さん節に会場からもたびたび笑い声が起こります。
その後も、酒好きになったきっかけについて、上京した頃のエピソードについて、22年間住んでいる高円寺での引っ越しについてなど、お二人のトークは淀みなく続きました。
休憩を挟んで後半は、お二人が持参した古本をご紹介していただくとともに、西荻漥の古書店「音羽館」でお二人がセレクトした均一本や直筆の色紙が抽選で配られました。
魚雷さんが色紙に認めた一言があまりに魚雷さんらしいので、ここに引用させていただきます。

ここではない どこか遠くへ行きたいが
どこか遠くに行くのは面倒くさい
即売会で大いに盛り上がった後は、東日本大震災後の話に。
震災当日は京都に出かけていたという魚雷さん。
携帯電話が通じない状況下で、出版社に勤めている奥さんに連絡をとるためにブックオフに駆け付けたというエピソードに、「何でブックオフやねん」と岡崎さんからツッコミが入ります。
「ブックオフは自分でも名案だと思ったんですよ」
という答えが場内の笑いを誘い、2時間のトークは幕を閉じました。
※何故ブックオフだったのかはお考えください。
魚雷さんの飄々とした魅力と温かさのある人柄を存分に堪能できた2時間だったのではないでしょうか。

(スタッフ:塚田)


第54回西荻ブックマーク

本と怠け者2011年9月25日(日)
ちくま文庫刊行記念トークイベント
魚雷vs岡崎
「本と怠け者と働き者」
ちくま文庫ブラザーズ・トークショー
荻原魚雷×岡崎武志

会場:今野スタジオマーレ
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:30名
要予約

九月上旬に発売された『本と怠け者』は雑誌「ちくま」 の連載に「震災後日記」他をくわえた文庫オリジナルのエッセイ集です。
今回は巻末解説を書き、先日同じちくま文庫から『女子の古本屋』を出された岡崎武志さんをお迎えし、魚雷×OKATAKEの中央線黄金コンビによる古本談義を堪能していただきます。

活字と自活荻原魚雷(おぎはら ぎょらい)
1969年三重県生まれ。文筆業。著書『活字と自活』(本の雑誌社)『古本暮らし』(晶文社)など。

文壇高円寺 http://gyorai.blogspot.com/

女子の古本屋岡崎武志(おかざき・たけし)
1957年大阪生まれ。書評家、フリーライター。『女子の古本屋』(ちくま文庫)『あなたより貧乏な人』(メディアファクトリー)など著書多数。

okatakeの日記 http://d.hatena.ne.jp/okatake/

第54回西荻ブックマーク「本と怠け者と働き者」

テキスト・イラストともに岡崎武志さん