世田谷文学館の元主任学芸員の斉藤さんとスタッフの木村カナさんの絶妙なトークが炸裂した第23回の西荻ブックマーク。
とても楽しかったです。笑いがたえなかったように思います。
オフレコのおはなしもたくさんありました。当日の進行は以下の通り。
第1部
導入部
文学館とはなにか?
世田谷文学館成立の背景
・後発としてどう他の文学館と差別化してゆくのか?
→ノンジャンルとしての文学館
目玉
・黒死館の完全原稿
・横溝文庫
・ムットーニ第2部
展覧会の企画から実施まで
・企画をたてる
・事前調査 構成をくみたててゆく(展示てきるものがないといけない)
・出品リストの作成
・解説文の作成、展示点数分だけ必要
・カタログ作成
・展示作業質疑応答
実際の展覧会のつくりかたのおはなしはとても勉強になりました。なお、7月はCMソングの帝王としておなじみの三木鶏郎さんにまつわる回です。
♪あかるいナショナルの作曲などでも有名だと思います。いずれにせよ、また来月もよろしくお願いします。
スタッフ:小野塚力
第23回西荻ブックマーク
2008年6月8日(日)
第23回西荻ブックマーク
「世田谷文学館」のこと
出演:斉藤直子 会場:今野スタジオマーレ 開場16:30/開演17:00 料金:1500円(会場でお支払い下さい)
定員25名 要予約
斉藤直子(さいとう・なおこ)
元世田谷文学館主任学芸員。1995年の世田谷文学館開館にあたり、開設準備段階から携わる。以後、展覧会をはじめさまざまなイベントなどを企画し実行してきた経歴を持つ。手掛けた展覧会に、『坂口安吾展』『吉行淳之介展』『没後10年安部公房展』など。
世田谷文学館 http://www.setabun.or.jp/