【旅の本屋のまど】丸山ゴンザレスさん×MASAKIさん×山田静さん 対談トークイベント「知っておくべき海外旅行のルール ~旅立ちから帰国まで」

「旅の本屋のまど」では、「旅」をキーワードにした本に関するイベントが定期的に開催されています。
西荻北の実店舗やホームページをぜひチェックしてみてください!
http://www.nomad-books.co.jp/

海外旅行最強ナビ新刊『海外旅行最強ナビ』&『女子バンコク』発売記念
◆丸山ゴンザレスさん×MASAKIさん×山田静さん 対談トークイベント◆
「知っておくべき海外旅行のルール ~旅立ちから帰国まで」
【開催日時】 11月7日(木)  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   900円   ※当日、会場にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
 【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
 ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp/
主催:旅の本屋のまど 
 協力:辰巳出版、双葉社

» 詳細はこちらから
旅の本屋のまど
http://www.nomad-books.co.jp/


第73回西荻ブックマーク

第73回西荻ブックマーク「井村君江の妖精の森」講演会
出演:井村君江

【日時】2013年10月13日(日)17:00-19:00
16:30から開場・受付開始
【会場】西荻 こけし屋別館2階
【料金】1,500円
定員 100名
要予約
ケルト・ファンタジー文学研究家にして、フェアリー協会会長の井村君江氏が、妖精について語る秋の夕べの講演会。
西荻が妖精の森に変わります。
■担当スタッフから、
トークショーの内容について紹介

講演会の日程も近づき、スタッフと井村先生との打ち合わせも、大詰めを迎えました。
井村先生から、イベント当日のトークショーについて、ちょこっとだけ教えてもらいました。井村先生は、現在、イギリスの挿絵画家で児童文学者のシシリー・メアリー・バーカー作、井村君江訳『花の妖精たち』に集中的に取り組んでおられるため、シシリー・メアリー・バーカーを通して見た「植物と人間」、そして妖精学についてのお話が今回のメインになるものと思われます。

とはいうものの、みなさんもよく御存知なとおり、井村先生はさまざまなジャンルにおよぶ広範囲で深い知識をお持ちなかたです。
加えて、先生ならではの感性の豊かさから、トークショーの話題も即興で次次と移り変わり、洋の東西はもちろん、時間の概念さえも、軽やかに飛び越えて、お話は心地よい脱線と飛躍をくりかえすことになると思われます。

遠い国の武勲ある王さまの伝説とロマンスの話をされていたかと思っていたら、先生と実際に交流のあった日本の近代作家の知られざるエピソードが唐突に披露されたり、とその話題の多様さと軽快な逸脱ぶりは、聴くひとたちに、めくるめくような驚きと興奮の連続を与えることになります。

そう、まさしく井村先生の作られた森の小径に迷いこんだような気分を実体験できるのです。

でも、さまざまな妖精たちのいる素敵な森のなかならば、迷子になるのも、また楽し。
そうした臨場感あふれる講演会なのです。

みなさんもぜひ、秋の夜長での、ひとときかぎりの森のなかで、妖精の国の女王陛下のお話に耳を傾けに来られませんか?

【イベント会場での販売物】
(商品、および金額は当日変動する場合もありえます。)
【近著】
井村君江『天才たちが描いた妖精』中経出版(2,000円)

【井村先生お蔵出し書籍】
『妖精の輪の中で』(1,200円、井村先生の自伝)
『ケルトの木の知恵』(3,000円)
『お茶の時間のつぶやき』(1,300円)
『妖精学入門』(800円)
『フラワー・フェアリーズ 美しく可憐な花の妖精たち』(1500円、井村先生のインタビュー記事が収録されております。)

【DVD】
井村先生監修の妖精DVD
『妖精画の歴史と魅力』(1,000円)
『「夏の夜の夢」の妖精たち』(1,000円)

いずれも定価2520円のところを当日限り、この値段で販売いたします。
ただし、井村君江監修ですが、どちらも先生ご本人の出演はありません。)
※Blu-rayではなく、DVDです。

【その他、妖精グッズ】
『夏の夜の夢』の一筆箋10個(300円)
若月まり子デザインのフェアリー便箋5個(300円)

ノームの話

E・S・ハーディー
『ノームの話』より

妖精の舟

ジョン・アンスター・フィッツジェラルド
「妖精の舟」


『西荻窪の古本屋さん 音羽館の日々と仕事』

古書 音羽館の本が出来ました!!

広瀬洋一
『西荻窪の古本屋さん 音羽館の日々と仕事』

本の雑誌社 1,575円(税込)
第4章は「小商いタウンとしての西荻窪と西荻ブックマーク」。
西荻ブックマークの過去の出演者(岡崎武志、穂村弘、大竹昭子、越川道夫)の寄稿も収録!
※音羽館店頭で購入するとヒミツのおまけ付き!?

» 詳細はこちらから
西荻窪の古本屋さん – 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌
http://www.webdoku.jp/kanko/page/9784860112462.html


ご来場ありがとうございました!(第72回西荻ブックマーク「印刷から読み解く絵本」)

第72回西荻ブックマーク

第72回 西荻ブックマークでは「印刷から読み解く絵本」~古き良き絵本はなぜ美しいか?~ と題しまして、印刷の観点から見ました絵本の魅力を近島哲男さんに語っていただきました。

第72回西荻ブックマーク近島さんは、印刷業界歴35年。印刷会社の製版・組版の部署に勤務していらっしゃいますが、職業柄だけでなく、根っからの印刷好きです。なにしろ、中学2年のとき、美術の教科書で見かけた銅版画に心揺さぶられ、ついには絵本の製版の現場に飛び込んでいった情熱家。しかも、大の絵本好きなのです。

社交家というよりは、コツコツ手を動かして作業する職人気質の人が多い中、人前に立って話そうという印刷関係者は稀です。近島さんの場合、多川精一さん(FRONT、PICTORIAL ALPHABET 児童ABC絵本、E+D+Pほか)、至光社・武市八十雄さんとの出会いがあり~それもご自身の行動力によって自分からコンタクトをとっていき、その経緯もまた素晴らしいのですが~作者・出版関係者・印刷人・読者をつないで、印刷について語り継いでいく必要を感じたそうです。海ねこと組んで、皆様の前でお話いただく機会は、今回が3度目でした。

今回は、石版印刷がオフセット印刷の産みの親であるといったお話、そして、さまざまな新旧の絵本を取り上げながら比較・解説が展開されました。クライドルフ「花のメルヘン」の1920年代 4版と5版、近年のオフセット印刷の絵本、エルサ・ベスコフの原色版(多色刷の活版)の絵本、イーラの「2ひきのこぐま」における1954年の凸版印刷と90年 グラビア印刷の比較、「かわせみのマルタン」の石版印刷と近年のオフセット印刷など。同じ絵本であっても、時代、印刷国によって、実に印刷が異なること。ルーペでのぞくと、その変化が一目瞭然であること。現物を拡大ルーペでスクリーンに映し出しながらの解説も鮮やかでした。また、青い色をいかに美しく出すかが実は難しいこと、心ある製版現場や作者がいかに心を砕いているか、具体的な解説を展開。コロタイプ印刷のガラス版など、さまざまな珍しい印刷見本も見せてくださいました。西荻ブックマーク始まって以来初だそうですが、テーブルを真ん中に配し、皆様にグルリ囲んでいただきました。

第72回西荻ブックマーク

近島さんは現場での豊富な体験からどうしても専門的なお話に偏りがち、しかも、皆様に多くを伝えたいという誠意から、ついつい内容を盛り込みがちです。ですが、今回は打ち合わせを重ね、海ねこがずいぶん無理も申しましたがテーマをぎゅうっと絞り込んでいただきました。お集まりくださった方々もとても熱心で、メモをとる方の率が多かったのにも感動させられました。近島さんはノリノリで情熱的にお話になり、聴く側の姿勢との相乗効果から濃密な時間となりました。西荻ブックマークにはこれまで客席側で何度か参加してきましたが、今回、素晴らしい空気、場が確かに産まれていく瞬間にかかわり、立ち会えたことに胸が熱くなりました。皆様のおかげです。ツイッターに寄せられたご感想の数々を、近島さんにお伝えしました。

近島さん、ご参加の皆様、そして、西荻ブックマーク関係者の皆様、ありがとうございました。

近島さんより、ご参加の皆様へ訂正があります。
「藍インキの色となるフタロシアニンブルーは1900年以降に使われるようになりました。」
質問の対応としてこのように話しましたが、「この色が開発されたのは英国の染料会社で1928年、日本で使われるようになったのはさらに遅く1950年後半でした」とのことです。
兵庫からご参加なさったカ・リ・リ・ロさんのブログ。9月29日分に、ご感想を書いていただきました。
http://caliliro.blog.fc2.com/blog-entry-661.html

古本 海ねこ:場生松友子)