第68回西荻ブックマーク

まだ席に若干余裕があります。
当日の参加も歓迎いたします。
(ご予約の必要ありません。)

2013年2月24日(日)
『草子ブックガイド』のつくりかた
~単行本第2巻・刊行記念イベント~
出演:玉川重機×岡崎武志×広瀬洋一

会場:こけし屋別館2階
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:100名
要予約
お待たせいたしました! いよいよ『草子ブックガイド』第2巻が2月に発売いたします。内気な主人公、内海草子(うつみそうこ)は大好きな本を通じて、図書館や古本屋と関わりあい、本への愛と読書の魅力に目覚めつつ、周囲にもその喜びを伝えながら成長してゆきます。また作品には所どころ西荻の風景が散りばめられています。まさに書店の多い街=西荻と玉川重機さんの出逢いがこの作品を生んだのかもしれません。今回のブックマークではご自身の生い立ちから創作の秘訣、テーマの本はどのようにして選ばれるのか? など、たくさんの聞きどころを活躍中の古本ライターと現役の古書店主が引き出してゆきます。

【二大特典付き!】

☆当日、『草子ブックガイド』第1巻と最新刊(第2巻)のサイン会を行います。

ぜひ、会場にて単行本をお求めください(お持ちいただいても結構です)!!

☆会場限定、特製「草子のしおり」を来場していただいた皆様に進呈いたします!!!

玉川重機(たまがわ・しげき)
かつて某誌で連載をするも、その後、長期間の雌伏を余儀なくされる。2009年、ペンネームを新しくし、11年ぶりに新作読み切りを発表。それが『草子ブックガイド』で、大好評を博す。「モーニング・ツー」36号(2010年7月22日発売)より3号連続集中連載として1年ぶりの続編を発表する。

岡崎武志(おかざき・たけし)
書評家、ライター。立命館大卒。古本や古本屋に関する著作が多く、主な著作に『文庫本雑学ノート』(1998)『気まぐれ古書店紀行』(2006)『読書の腕前』(2007)『女子の古本屋』(2008)『上京する文学 漱石から春樹まで』(2012)他多数。

広瀬洋一(ひろせ・よういち)
古書店主。町田の高原書店で10年の修業の後独立、杉並区西荻窪で2000年7月より古書 音羽館(おとわかん)を開業、現在に至る。

『草子ブックガイド』第2巻は2/22発売!!
『草子ブックガイド』の最新情報はこちらから。
モーニング公式サイト – 『草子ブックガイド』作品情報
『草子ブックガイド』公式ツイッター @soukobookguide


第67回西荻ブックマーク

わたしのブックストア2013年1月20日(日)
『冬の本』と『わたしのブックストア』
~ 北條一浩・編著書 刊行記念特別企画! ~

会場:今野スタジオマーレ
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:30名
要予約
12月に自著『わたしのブックストア』(アスペクト)と編集の『冬の本』(夏葉社)を同時刊行した北條さんは、フリーの編集者として活動するかたわら、「岡崎武志さん以降」を期待され今もっとも注目されている書き手のひとりです。
1月のブックマークでは北條さんによる北條さんをたっぷり2時間語っていただきます。日本各地の本屋巡りのこぼれ話から、84人に及ぶ原稿をまとめたご苦労、また自身で選んだ極私的「冬の本」も紹介していただきます。かつて詩集を上梓されたこともある北條さん、詩人の魂が静かに語る冬の夕べとなることでしょう。

北條一浩(ほうじょう・かずひろ)
1962年栃木県生まれ。ライター、編集者。「サンデー毎日」等で執筆。編著に『古本検定』(朝日新聞出版)など。メルマガ「高円寺電子書林」( http://kouenjishorin.jugem.jp/?cid=43 )編集人。

※12/29追記:タイトル・内容説明を変更しました。

第66回西荻ブックマーク

モダンガール大図鑑2012年12月16日(日)
モダンガール立体図鑑
~西荻レトロ・コレクション~
出演:生田誠 淺井カヨ

会場:今野スタジオマーレ
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:30名
要予約
大正・昭和初期、新しい仕事につき、新しい洋服姿の女性が東京を闊歩しました。モダンガール(モガ)の登場です。いわば働くわたしたちの原形とも言える彼女たちの生態を当時の広告や絵はがきから読み解いてゆきます。解説は生田誠さん。『モダンガール大図鑑』(河出書房新社)の刊行記念イベントとなります。
また今回、西荻在住でもあるリアル・モガ、淺井カヨさんをお招きし実際のモダンガール・ファッションの数々を披露していただきます。これぞまさに西荻レトロ・コレクション!! 見て、聞いて、触れることが出来る立体図鑑をご堪能ください。

生田誠(いくた・まこと)
絵葉書研究家。明治時代以来の貴重な絵葉書の蒐集・研究で知られる。著書に『東京今昔歩く地図帳』(学研ビジュアル新書)、『甦る小林かいち-都モダンの絵封筒』(二玄社)他、多数。

淺井カヨ(あさい・かよ)
日本モダンガール協會代表。西荻窪在住。大正末期から昭和初頭のモダンガールの探究を当時のファッションとライフスタイルを実践しながら追求中。
日本モダンガール協會の「週刊モガ」 http://moderngirlkayo.blog.shinobi.jp/


第65回西荻ブックマーク

2012年11月18日(日)
奇想・アクション・ナンセンス 知られざる貸本小説の世界
出演:末永昭二、岡崎武志

会場:今野スタジオマーレ
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:30名
要予約
昭和30年代、隆盛を誇った貸本屋。通常の書店には流通しない娯楽小説やマンガを主に扱った貸本屋ブームからは、水木しげるやつげ義春、さいとうたかをといったマンガ家が生まれました。一方、貸本小説の世界も、マンガ同様、いやそれ以上に抱腹絶倒の面白さであることは、あまり知られていません。粗製乱造の中から生まれた、奇想やナンセンスに溢れた珍作怪作の数々。今回は、埋もれさせるには惜しいこうした小説の楽しさを、貸本小説研究の第一人者に語っていただきます。聞き手は岡崎武志さんです。

第64回西荻ブックマーク

2012年9月30日(日)
古本屋 泣き笑い日記
~シリーズ古本屋さんに聞く~ 第2回
出演:山本善行

『故郷の本箱』 上林暁 傑作随筆集 夏葉社 刊行記念!
『定本 古本泣き笑い日記』 みずのわ出版 刊行前プレイベント!

会場:こけし屋別館2階
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:100名
要予約
 ついに古本ソムリエ、山本善行さんが西荻ブックマークへ登場いたします!
今回は先ごろ出版された『故郷の本箱』の編集上のこぼれ話や、大幅に増補予定の『古本泣き笑い日記』を刊行前に大胆に披露していただきます。聞き手はもちろん岡崎武志さん。まるで掛け合い漫才のようなお話が楽しみです。

 また古本好きが高じ2009年に「古書 善行堂」を京都にオープンした経緯や、これまでの古本屋”泣き笑い”の3年間をお聞きします。開業志望の方も必見。東京での貴重なトークイベントになることでしょう。

出演:山本善行(やまもと よしゆき)
1956年大阪市生まれ。関西大学文学部卒。古書 善行堂(ぜんこうどう)店主。
書物エッセイスト。リトルマガジン「sumus(スムース)」代表。
著書に『古本泣き笑い日記』(青弓社)、『関西赤貧古本道』(新潮社)ほか。

聞き手:岡崎武志(おかざき たけし)
1957年大阪府牧方市生まれ。書評家、ライター。著書に『ご家庭にあった本』(筑摩書房)ほか多数。

企画:古書 音羽館