全国各地で行われているブックイベント。
“6月の仙台は本の月”と称して、宮城県仙台市では「Book!Book!Sendai」が開催されました(5月24日~7月4日)。
震災後に危ぶまれた開催でしたが、実行委員の皆さんの熱意と頑張りで、盛り沢山の企画が「東北ブックコンテナ」を皮切りに次々と催されました。
その「ブックコンテナ」(5月26日~6月13日実施)の開催場所は、西荻ブックマークが義捐金を送った「book cafe 火星の庭」。
今回は「火星の庭」と、後半最大のイベント、「Sendai Book Market」(一箱古本市など)を訪ねました。
一箱古本市への出店はしていません。仙台を、実行委員の皆さんを応援したいという気持ちで、お客として行きました。
日帰りの参加でしたが、それでも充分楽しめました。
東京から出店した方々、そしてそれを見に行った方々(私たちと同じ気持ちで行かれたと思います)と会場でお会いしました。
写真でその様子をお届けしたいと思います。
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スタッフ・加藤
仙台市の中心部、青葉区の商店街を含むエリアは、一見大きな地震の影響は見受けられませんが、歩いていると、外壁が剥がれて修復の為に覆われている建物や、地面のタイルが外れていたり、休業や廃業を余儀なくされたホテルや店などが目に入ってきます。
小売店の集まる商店街は、セール時期でお客さんは多く出ていました。
天気が芳しくなかったのも、逆にアーケード街にお客が来ることに結びついたようだとイベントの参加者から聞きました。
仙台駅西口から約10分、定禅寺通り沿いにあるブックカフェ「火星の庭」の外観と店内。
中に入ると、ジャンル別の棚とは別に、フェア企画ものやミニコミ誌の棚(カーブのついた素敵な緑色の棚)があります。
『レポ』ももちろん販売されてました。
今回は、龜鳴屋、書肆吉成、kalas、信陽堂編集室、りいぶる・とふん……など7つの出版社のフェアでした。
こちらの名物メニュー、セイロンカレーを美味しく頂きました。
北尾トロさん、えのきどいちろうさん、と一箱の店主の人達。
家族連れが絵本や実用書を見ていたり、東京からこの古本市を見に来た人もお客として買い物を楽しんでいました。
中央にはカフェスペースがありました。
商店街の隠れた名所、野中神社。
佐藤さんが案内してくれました。